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辻調グループとは|校長メッセージ

これからの50年を見据えて

辻調グループ校 校長 辻芳樹

1960年、大阪・阿倍野の地に辻調理師専門学校の前身である「辻調理師学校」を創設した辻静雄は「本物の料理を伝え、その料理によって人を幸せにするプロを育てること」を自らの目標としていました。辻調グループ校は、このシンプルではあるけれどとても大切なことを自らの「教育理念」の柱として以来独自の専門教育を実施し続け、日本はもちろん世界に通用する料理人を数多く送り出してきました。そして、今や日本で最大の「食」の総合教育機関として、「辻調」の名は広く認められるに至っています。 もちろんこの間、卒業生の皆様をはじめとする多くの方々のご指導、ご支援を頂戴した結果だと考えています。

2010年、創立50周年を迎えるにあたり、私たちはこれまでの50年を受け継いでいくだけではなく、さらなる進化を遂げなければならないと考えています。一方通行の「教え」ではなく、学生たちの「学ぶ心」を育て、「気づき」と「発展」を促したい。そして、学校という「場」は学生たちの「創造力」を育む理想的な環境であるべきという姿勢を保ち続けたいと思っています。

辻静雄は「料理に究極なし」という言葉を残しています。この言葉は「本物とは何かを問い続ける」飽くなき探求心のことだと言い換えることができるでしょう。そして、長い時間をかけて蓄積された分析能力と技術研鑽の結果、初めて「本物」とは何かを問うことができるのだと考えます。人は「本物」に触れたとき、その違いに驚きます。このような驚きを繰り返し感じることで、わずかな違いを敏感に感じることができ、「興味」が「探究心」へと形を変えていきます。

これからの50年、私たちはこの決して容易くは到達できない「本物」を粘り強く探求し、その結果を学生たちにフィードバックしていくとともに、技術や知識に関する集積力、開発力、発信力という強みを生かして、これから食の業界で活躍したい方々をはじめ、あらゆる人たちに人生を豊かにする「食」の素晴らしさを伝え、食文化の発展に貢献していく辻調グループ校を創りあげたいと思っています。

辻調グループ校
校長 辻芳樹

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