OSAKA

辻調理師専門学校

ブログ

学生成長日記 Part 4 「炎の中国料理、この人誰?」

調理師本科

2015.06.16

 前回は、学生が苦手な筆記試験についてアップしましたが、今回は

〝かなちゃん〟〝なつちゃん〟が実際に料理を作っている画像を紹介します。

その前に「この人誰?」担任の石川先生で~す。

とても優しく指導する石川先生は、学生から人気のある先生の一人

です。可愛い二人に挟まれ、少しうれしそうですね。


では、本題に入って、今日は中国料理の実技試験終了後に行われた

料理を紹介します。

「滑蛋蝦仁・ホワタンシャーレン」といって、海老と卵の炒めもので

す。この料理のポイントは、「卵をふわっと口当たり良く仕上げる」、

卵1個に対しサラダ油を大さじ1加えて、卵をふくらませます。

まずは、河合先生が作った「滑蛋蝦仁」です。

さすが河合先生、卵の火の通し加減と料理のつやが最高exclamation×2

では、〝かなちゃん〟から

姿勢や動作はOKとのことです。あえていうなら、「布巾の持ち方を

もう少しきれいにしましょう」と細かい所に指摘が......

実際の〝かなちゃん〟が作った料理がこれだ......

自分で作った料理をデーターで残し、上達して行く記録を残すことは

大切ですね。今回の料理を中国料理 中村先生に採点して頂くと80

点と高得点。‐20点は卵の火の通し方。100点目指してがんばろう?

〝かなちゃん〟の感想は、

はじめに先生が作ってくれた、卵ふんわり海老はプリプリ、とって
美味しい出来上がりを目指して頑張りました。卵は完璧ではあり

せんが割とふんわり仕上りました!しかし先生の採点???ちょっと辛

55点!(笑)一番の失敗は卵の塩が多かったこと。他にも、タイ

ミングや火加減の少しの違いで料理の美味しさが変わってきます。

ダイナミックだけれど繊細な部分も沢山あって、中国料理も面白い

です!


続いて、〝なつちゃん〟

北京鍋を持ってまだ数回、でも完璧に近い姿勢と動かし方。

「お玉を持つ角度が良い」とのことです。

さて、料理の仕上りは......

残念? 鍋に溶き卵を入れてからの動作に少し時間がかかり、卵に

火が通り過ぎていますね。採点は、55点とのことです。あれれ、もし

実技試験なら、不合格ですよ(笑)。

〝なつちゃん〟を見つめる先生の姿が......

中国料理 河合先生です。ちなみに河合先生の評価は、高得点。料理

は出来上がり以外にそれぞれの工程が大切。その工程は100点に近い

ものがあったとのことです。河合先生の評価は80点と高得点。

料理を仕上げた後にアドバイス。これが一番大切かな。次のス

テップですね。

河合先生 : 「今回の混合調味料は塩と砂糖の割合が大事!

ちょっと塩味が強い、砂糖を入れるか塩を減らすこと」


〝なつちゃん〟の感想は

下準備では、冷凍海老の殻のむき方や、背わたの取り方を教え

てもらい、こんなに早く出来るのかと目からウロコでした。仕上げ

に入り、海老や野菜を油通しし、海老から水分が出てきてて油が

はねたり、色がすぐ変わるので取り出すタイミングが難しかったで

す。しかし卵はまだキレイに出来たと思います!そしてネギ生姜の

香りをつけた油に全ての材料を入れ、一気に仕上げました。実習で

はインストラクターの先生が見本を作ってくれるので、味見をしてど

うしたら先生の味に近づけるのかということを考えて、味付けしてみ

ようと思います。

? 二人の料理の採点では、実際に指導したインストラクターと中村先

生との間に点数の違いがあります。本来実技試験は、準備、工程、衛

生面、出来上がりなどの総合点で判断します。写真のみで判断して頂

いた中村先生は、出来上がりの状態で、判断して頂きました。


「失敗は成功のもと」二人ともこれからもがんばれ、常にみんな見てい

るぞ?

Part 5では、「え!進路活動 、夢にむかって一歩前進!」を

アップします。ご期待ください。 

                                 担当アアチャン