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コアールシェフ来校2 魚のムニエル講習

辻フランス・イタリア料理マスターカレッジ
辻調理技術マネジメントカレッジ

2018.06.06

みなさん、こんにちは。

今回はコアール先生によるフランス・イタリア料理マスターカレッジの授業の様子をお届けします。調理理論・調理法のムニエルについて理論的な説明と調理実習ではその調理法を使った魚のムニエルの実習とフランス料理のクラシックな付け合わせには欠かせないじゃがいものシャトーむきの授業です。

始めは調理理論フランスにて調理法のムニエルについての授業。

コアール先生はもちろんフランス語で授業をします。しかし、学生達に分かるように、時折知っているユーモア溢れる日本語で説明してくれたので、通訳がいらないくらいの盛り上がった授業でした。もちろん、ムニエルの作り方については食材の選び方や作業手順のポイントなど詳しく教えてくれました。
フランス語で受ける授業はすごく新鮮で学生達は興味津々で受講していました!

続いては、調理実習・魚のムニエルの実習です。

今回の実習は2日間に分かれて繰り返しムニエルを作りました。学生達は2日目に自分で作った魚のムニエルをコアール先生に魚の火通し、塩加減などのチェックポイントの評価してもらいました。

学生全員の魚のムニエルを試食するコアール先生、食いしん坊ですね。
細かく魚のムニエルのチェックポイントについて1人1人丁寧に評価をしてもらいました。

もちろんフランス語の通訳はしますが、聞き取れるフランス語を頼りに評価を聞く学生もいましたよ!
また、魚のムニエルを作る際にコアール先生のアドバイスが活かせるといいですね。

次に、じゃがいものシャトーむきのむき方を見せてもらいました。


※シャトーむきとはじゃがいもをフットボールのような形にむくことです。

みんなで集合してコアール先生のシャトーむきを見ます!

フランス校の実習室ではコミュニケーションをとるときや技術指導のときにこのように全員で集合して先生のフランス語に耳を傾けて、その作業を見て覚えます。調理場でフランス語を肌で感じる瞬間ですね。

魚のムニエル同様に実習室を回りながら、学生1人1人に声をかけてシャトーむきのポイントについて指導していました。

こちらは製菓のフランス語の授業の1コマ。製菓店での買い物の仕方のフレーズを例に、コアール先生が発音した後に続いて読み上げる練習をしました。

コアール先生がエコール 辻 東京に滞在している間、学生達から元気のよい「Bonjour!(おはようございます!)」という挨拶が朝から交わされていました。勉強したフランス語を話す良い機会となったようです。

調理技術マネジメントカレッジでは、1年生の野菜の下処理と切りものの実習中に来てくれました。



せん切り野菜のサラダの仕上げのシーンです。せん切りにした野菜をドレッシングと和えて素早く盛り付ける料理です。仕上げるタイミングや盛り付けのポイントを細かく伝えているようですね。

うまくいったようで、みんな笑顔です!

調理理論や調理実習の授業の中でコアール先生の料理を仕上げる際の説明やそのスピード感、仕上がりの綺麗さに学生たちは驚いていました。本場フランスの技術を目の前で見られて良かったですね。これからもいろいろと知識を吸収して技術をブラッシュアップしていきましょう!


コアール先生、お疲れ様でした☆