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エコール 辻 東京ブログ

「自分らしさ」と「新鮮さ」に挑戦 ~軽井沢スイーツ博コンクール受賞!~

今夏、開催された第8回軽井沢スイーツ博コンクールで
エコール 辻 東京・辻製菓技術マネジメントカレッジの熊野珠恵さんがグランプリ、
渡邉真衣さんが第三位とそろって入賞しました。


写真は、夏休みが明けたところで、休み時間に学校で
贈呈されたメダルをかけてもらって撮影したものです。



軽井沢スイーツ博コンクールは、軽井沢ホテルブレストンコートが主催する
製菓系学校の学生を対象にしたコンクールです。



毎年、規定課題と自由課題があり、両方を時間内に仕上げなければなりません。
規定課題は、シュー・ア・ラ・クレーム・シャンティイ。
パティスリーでは定番のお菓子です。
自由課題の出来上がりだけではなく、パティシエとしての基礎的な技量がきちんと身についているかどうかも審査の対象です。



自由課題では、課題食材が決められており、今年はカシス。毎年、決勝に残った学生は、課題食材の生産農家へ伺い、自ら収穫したものを実技審査で使うのがルールです。実際に収穫を体験することで、食材への理解が深められるのも、このコンクールの特徴です。

今回の受賞について、二人に話を聞きました。

二人とも、学校でコンクール開催の話を聞いて応募。
最初は、自分にもできるかな、好きな作品を作ってみたいなと、軽い気持ちで応募したそうですが、学内選考、決勝に残ってからは、授業、コンクールの練習、バイト、土日も練習と、ほとんど休みのない日々が続いたとか。

熊野さんは、応募するにあたって、これまでの作品を研究したり、先生方からアドバイスをもらったりしながら、カシスを使った伝統的なフランス菓子シブーストをメインに「自分らしさ」を、一方、渡邉さんは、もしかしたら、好き嫌いは別れてしまうかもしれないけれど、自分の作りたいものを作ろうと、カシスのムースをベースに、イチジクとローズマリーというインパクトのある組み合わせで、「新鮮さ」に挑戦しました。



Cassis chiboust ma facon 《熊野さんの作品》
「伝統菓子をさらに美味しく、自分らしく」を目標に、ベーシックなタルトとシブーストに地元軽井沢の新鮮なフルーツを豊富に飾り、可愛らしいお花畑のように仕上げました。口に含むとフワっと香るカシスのシブーストと滑らかなキャラメルクリームがともにゆっくりと溶けてゆく様に幸せを感じます。夏の暑さを忘れるほどのあっさりとしたシブーストです。ぜひ御賞味ください。



La fraicheur 《渡邉さんの作品》
私はカシスを使用して「新鮮さ」に挑戦しました。カシスをダイレクトに感じられるふわっとした酸味のあるムースには、甘くねっとりとしたバニラ香るババロアとぷちぷちとした食感のいちじくのソテーを合わせ、カシスの酸味を消すことなくより美味しさを感じさせています。また、最下段には2種類の生地とローズマリーを一緒に焼くことで、生地の食感は違うけれど一体感のあるものに、そしてほんのりと爽やかなローズマリーの香りを漂わせることで口に含ませた最初の瞬間とその後とで異なる二度の味わを楽しめるようにしました。このたらしい組み合わせのケーキを、いかに美味しく作り興味をもってもらうか、というのが私の「新鮮さ」への挑戦です。ぜひご賞味ください。

コンクールに参加した感想を聞くと、

熊野さんは
「実際のコンクールでは慣れない場所で、審査員の方もいて緊張しましたし、一日目があまりうまくいかなかったので、二日目は逆に開き直ったのがよかったのかもしれません(笑)。コンクールに参加したから、ということで、特別大きな変化はないですね。でも、大変だったけど、渡邉さんと二人で、こういう経験を乗り越えられたこと、そしてグランプリを受賞できてよかったです。年明けのお休みに、フランスの研修旅行に行くのが楽しみです」

渡邉さんは
「今回、コンクールに参加して生産者の方のところに伺うまでは、実際にカシスがどういう植物なのかを知りませんでしたが、カシスといっても何種類もあって、種類によって味も全然違うことを知りました。あと、随分メンタルが鍛えられたと思います。これまでは、よく落ち込むことがありましたが、練習で先生にたくさん叱られて強くなりました(笑)」


  


決勝審査の前、実際に、練習を少しのぞかせてもらいました。
普段は、たくさんの学生がいるので
二人だと随分実習室が広く感じられます。

 





 


本番は、仕込みと仕上げで3時間ずつ、
練習も、時間を計りながら作業を進めていきます。
この頃は、まだ作業ごとに、先生に注意されていました。

3時間、集中力を保つのも大変だったようですが、こうした練習の成果もあって、
二人とも本番は時間内に作業を終えることができました。



今年の軽井沢スイーツ博コンクールでは、新たな試みとして
ファイナリストとなった学生の作品が実際にスイーツ博の会場で販売されました。




 


そのため、二人は結果発表の5日前から軽井沢に入り、
ホテルの厨房で、商品として応募作品を作っていました。

応募からの約2か月、結果発表までは、時間的にも精神的にも大変だったようですが
受賞というかたちで結果を残せたこと、また、他の学生との交流を通して、
自分たちが学んできたことへの確かな手ごたえを感じたようです。

 



卒業後、熊野さんは、フランスの伝統菓子を扱うお店で修業をつんで、いずれは海外で、渡邉さんは、とにかく今はいろいろな技術を吸収したいとのこと。
二人の受賞は、二人にとっても、また一緒に学ぶ仲間にもよい刺激になったのではないでしょうか。今回の経験を糧に、さらに目標に向かって挑戦を続けてください。

本当に、おめでとうございました!!

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