FRANCE

辻調グループ フランス校

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オプション授業と特別授業(エスコフィエ校)

フランス校日記

2017.06.03

Bonjour,
エスコフィエ校教務部クレールです。

最近はとても天気がよく、夏が訪れたような気がするほど太陽の日差しがまぶしいです。
さて、今週は第2回オプション授業がありました。

今回は天気が良かったのでフランス語の講座は外ですることができました。
フランス人のよく使うジェスチャーを勉強し、盛り上がりました。

日本の「こちらに来てください」というジェスチャーはなんと、フランスでは「どいてください」という意味になります!
間違えてはいけないですね。

フランス食文化の授業ではフランスのスーパーで買えるものの味を比べました。
数種類の水やスモークサーモン(天然と養殖の鮭それぞれ)等。
やはり、自分の国のスーパーでないと売っている物は知らないものが多いですね!

年間行事の話がありました。日ごとに何を祝うか、その日には何を食べるか等を勉強しました。
それを覚えておけば皆さんが研修に行った時に役に立ちますね!

ワインのオプション授業は「テロワール(気候や土地などの条件)による味の違い」を学びました。
6種類のボジョレワインの色、香りと味を比べて違いを感じてみました。
ワインを試飲する際、感覚や好き嫌いはもちろん人それぞれなのですが、
ワインの一つ一つは違うというのは理解することが大事です。

今週は特別な実習があります!
製菓はシュークルダール(飴細工)、調理は製菓の授業でお菓子を作ります!

製菓のほうは飴を作ったことがない学生が多くいましたが、皆さんとても頑張りました。
実習のときはチームワークがもちろん必要なのですが、
今回はみなさんのアイディアを一つの作品にまとめなくてはなりませんので普段よりも話し合いが大事です。
そのため授業が終わったあとに、学生は遅くまでミーティングをし、細かいところまでチームで考えました。

飴で少し火傷をしても、完成させるまで頑張りました。
長い時間をかけて準備をしたこともあり大変だったようですが、頑張ったあとの喜びもひとしおです。

 
調理の特別授業にはこれまでにお菓子を作ったことがない、という学生もいました。
キャメラ先生が調理場で講習をすることは珍しいですね!
お菓子作りが苦手、という学生も楽しそうに作っていました。

やはり、普段の製菓実習よりも少しリラックスして行われ、先生もみなさんに完璧な作品を求めるのではなく、
視野を広げてほしいという趣旨で行われている授業でした。
もしかしたら、パティスリと調理の技術をうまく組み合わせれば、より良いものを作れるかもしれませんよ。

皆さんの作ったお菓子はとても美味しかったです!
特にエクレール・オ・ショコラが大人気でおかわりした人が何人もいました!
(特にコアール先生!笑)

今週末はまた3連休になりますので皆さんゆっくり休んでください!