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辻調グループ フランス校

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授業再開、ボーヌ見学(レクレール校)

フランス校日記

2017.08.08

8月7日(月)

Bonjour,
レクレール校教務部のエリーです。

ヴァカンスが終わり、授業が再開しました!
全ての学生が大きな事件や事故に巻き込まれることなく無事に帰校し、元気に授業を受けています。
言葉の壁とぶつかりながら、フランスの様々な地方やヨーロッパ各国に旅行に行った思い出や経験は、
学生の皆さんをひとつ大きく成長させてくれたようです。

さて、休み明け最初の調理の講習には、リヨンの名店ポール・ボキューズよりジル・レナルト氏が外来講師としてお越しくださいました。
迫力ある名物料理2品を目の前で手早く作ってくださり、その速さと丁寧さにみんな驚いていました。
講習の最後には、ポール・ボキューズ氏のサイン入りメニューを1人1枚ずつプレゼントしてくださり、学生の皆さんとても嬉しそうでした。

製菓の外来講習には、パティスリー「フレッソン」のオーナーシェフ、フレッソン氏にお越しいただきました。

とてもフレンドリーな雰囲気のフレッソン氏、
アシスタントの学生としっかりコミュニケーションをとりながら、楽しく講習を行ってくださいました。

初回の外来講習と4か月が経った今の外来講習では、同じように授業を受けていても、
見方・感じ方・物のとらえ方は大きく変化していると思います。

日本人の先生の通訳がなくても、シェフの言葉だけを聞いてすらすらとメモをとったり、
アシスタントの学生がシェフとコミュニケーションをとったりする姿を見ていると、本当に大きな成長を感じます!

調理、製菓ともに、今月末に迫った卒業記念食事会「ムニュ・スペシオ」の試作も行っています。
忙しい日々ですが、皆さん生き生きとしていて本当に楽しそうです!
今まで学んできた集大成にそれぞれの感性が加わり、どのような料理やお菓子が完成するのか、とても楽しみですね。

そして、4日(金)は、ブルゴーニュワインを勉強するため、ブルゴーニュ地方の「ボーヌBeaune」という町に行きました。
午前中はブドウ畑の景色を見ながらバスでボーヌまで移動し、午後の見学までは自由行動です。
学生たちはボーヌの街を観光したり、レストランで昼食をとったりと、自由に時間を過ごしていました。
午後は、ブルゴーニュワインの生産を手掛けるルイ・ジャドLouis Jadot社の見学に行きました。
醸造責任者のクリスティーヌさんによるレクチャーを受けながら醸造所を見学しました。

見学の最後は試飲の時間です。
赤3種類、白3種類の計6種類のブルゴーニュワインを試飲しました。
今回、赤は全て2012年物、白は2014年物を用意してくださいました。
同じ年代のものでも、ブドウの品種や生産地の違いで味わいが全く異なります。
学生の皆さんもしっかりその違いを感じることができたのではないでしょうか。

※フランスでは18歳からお酒を飲むことができます。