FRANCE

辻調グループ フランス校

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ベルナション見学とシミュレーション実習

フランス校日記

2017.10.25

10月23日(月)

Bonjour,
レクレール校教務部のエリーです。

先週21日(土)、エスコフィエ校とレクレール校の製菓の学生達は『ベルナションBERNACHON』見学に行きました。
ベルナションはリヨンにある世界的にも有名なショコラトリーで、自社で厳選した数種類のカカオ豆を使用、カカオ豆の段階から粉砕、ブレンド、加工し、昔ながらの製法でチョコレートを製造しています。
そこまで自社で行うお店は今ではとても貴重です。
お店の奥にある製造所の見学では、お店の方がカカオ豆の選別やチョコレートの製造方法など、惜しみなく説明してくださり、皆さん、とても貴重な経験ができました!

そして、学校では先週火曜日からレストランシミュレーション実習が始まりました。
「調理・製菓」「サーヴィス」「クリヨンclient(お客)」の3つの班に分かれて、順番にそれぞれの役割を勉強します。

≪調理・製菓班≫
ガイダンス期間に学んだ料理やお菓子を時間内に完成させなければなりません。
スピードはもちろん、正確さや丁寧な盛り付けも大切です。
今まで感じたことのない"時間に追われる感覚"を日々味わっているのではないでしょうか。

≪サーヴィス≫
レストランのテーブルセッティングからサーヴィスは始まっています!
テーブルクロスに汚れやしわはないか?お皿やナイフフォークはキレイに磨かれているか?
今までレストランで何気なく使っていたものも、準備にこんなに手間暇がかかっているのだなと認識するところです。

さらにお客が入ればレストランの営業開始です。
いきなりフランス語でサーヴィスに挑戦!
最初はぎこちないですが、先生たちの指示を聞きながら皆さん一生懸命動いていました。

≪クリヨン班≫
クリヨン役の学生もただ食事をするだけではありません。
料理やお菓子をしっかり味わい、『評価シート』というものを書きます。
この評価シートはその日調理・製菓班だった学生が見るので、良かった点や改善すべき点を的確に書く必要があります。
自分たちの時はこうしよう!と気づくきっかけにもなりますね。

初めてのシミュレーション実習後、シェフと話をしている学生達がいました。
一生懸命頑張っていますね!

フランス語の授業も本格的に始まりました。
文法と会話に分かれて授業を進めていきますが、会話の授業は7~8人の少人数制。
発言しやすく、ブリジット先生とも落ち着いて会話ができる環境が整っています。

今週は気温差が激しい1週間になりそうです。
風邪をひかないようにしっかり体調管理を心掛けて、元気に1週間頑張りましょう!