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Le Julienas(ル・ジュリエナ)

フランス校 食べ歩き日記

2015.07.21

フランス校シャトー・ド・レクレールのあるリエルグからほど近いヴィルフランシュ・シュール・ソーヌの駅から歩いて10分ほどの所に位置します。

2007年にオープンされたこのお店は「トックブランシュ リヨネーズ」に登録もされており、2012年度からはミシュランの1つ星も獲得しており、今気になる注目のレストランでもあります。


 
(左)外観 (右)ヴィルフランシュ・シュール・ソーヌの町並

「ジュリエナ」とは、クリュ・ボージョレーワインの名前で、リストにはボージョレーワインを初め、その他250種以上の銘柄が取り揃えられていました。
シェフであるファブリス・ロッシュ氏はレストラン「ピラミッド」や「ピエール・オルシー」などの名店で修業を積み、季節の素材を活かした独創的な料理を提供しています。

 

レストラン内の様子

店内はシンプルだが現代的な色調。マックスの35人の客が入ってもゆったり広々と時間を過ごす事ができます。愛想の良いマダムがサーヴィスを担当し、席に通してくれます。ランチの早い時間の予約ではありましたが既に2組のお客が食事を楽しんでおり、これから賑わいを見せる事が予想されます。


奥に進んだ長い通路の先には

 

こんなに広いスペースが存在したとは思えない程の広いテラスと中庭が。晴れた日には是非利用してみたいと思う。


ハーブ


今回の料理、デザートに登場するハーブや野草はここで自家栽培されていました。


 
テーブルセッティング


白ワイン
DENIS JAMAIN 2013 REUILLY ロワール地区 ソーヴィニヨン



赤ワイン
2012 Pierre GILLARD MALLEVAL コート・デュ・ローヌ地区 シラー

アミューズ①
左から、海藻のテュイル、ロゼッタのプティサンドイッチ、マッシュルームデュクセルのタルトレット 

アミューズ②
斬新なガラスの器で登場した冷菜。鱈のブランダードとトマトのスープ。ブラックオリーブ、にんにくのコンフィが添えられ、少量のバルサミコ酢とオリーブ油が垂らされている。上からはしそとパンプルネールという野草が飾られている。暑い夏の日に食欲が進む一品。

前菜
食用花や数種類のハーブできれいに彩られた中には、ミント風味の緑のコンソメジュレが底に固められている。更にその上には半生に火を通したオマールの身とオマールの身を刻んで作られたタルタルが。トマトのコンフィとラディッシュ、乾燥パンと共に。

魚料理
フェラという淡白な淡水の白身魚の料理。皮付きで焼き上げたフェラとサリエット風味の空豆のピュレ。ホワイトアスパラとアスパラソバージュとエスカルゴと共に。中心にはパルマ産生ハムが添えられ、アクセントとしてブルーベリーとブルーベリービネガーの酸味が。


ライチのシャーベット


肉料理
子牛肉の低温加熱調理。ソースとして子牛のジュとコリアンダーを乳化させたムースが。付け合せにはオレンジ風味のにんじんのピュレと、黄にんじんと小玉ねぎのグラッセ。
更に細かく切った野菜を中に詰めて揚げたラヴィオリが上に。

 

(左)チーズ  (右)デザート
ケース状に焼かれたクロッキニョル生地の底にはいちごをジャム状に加熱したものが、その上には生のいちごをシロップで漬け込んだもの。一番上からはサバイヨンで覆っている。
ヨーグルトのシャーベットと共に。


Le Julienas
236 rue d'Anse 69400 villefranche sur Saone
TEL 04 74 09 16 55
定休日 日曜日 土曜日の昼 月曜日の夜
www.restaurant-lejulienas.com