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Pâtisserie Fresson(パティスリー フレッソン)

フランス校 食べ歩き日記

2017.04.20

今回、紹介するのはロレーヌ地方のメッツ市内とジャルニーという町にお店を構えるPâtisserie Fresson(パティスリー フレッソン)です。
シェフのフレッソン氏は2004年にMOFを受賞していて、ルレ デセールの会員です。

現在、エスコフィエ校の研修生も受け入れて頂いています。

伺ったのはメッツの本店
店内はお客さんでいっぱいで、とても賑やかでした。
お菓子もとても綺麗で生菓子、焼き菓子、チョコレート、糖化など種類が豊富です。

 

 

2階にはイートインもあり、地元の方たちがゆったりとした時間を過ごされていました。

私も地元の方に交じって美味しく頂きました。

 
最近よく見る色の混ざったマカロンですが、フレッソン氏のスペシャリテだそうです。

次にマダムにお勧めして頂いたお菓子を数点紹介します。

【SANT-LOUIS】

メレンゲ生地にアーモンド風味の軽いバタークリーム
中にはアーモンドのキャラメリゼが入っていてカリカリとした食感が楽しかったです。

【BABA】

しっかりと食べごたえのあるブリオッシュ生地に甘みのあるシロップ
口に入れるとラム酒の香りがしっかりと感じられました。

【FINGER AUX NOISETTES】

ノワゼットのクッキー生地にノワゼットのクリーム、間にはノワゼットのプラリネ
全体的にノワゼットの香ばしい香りがします。

【TARTELETTE TATIN】

キャラメリゼされたリンゴがとてもジューシーで甘く
1つで満足感が得られました。

【MONT-BLANC】

マロンクリームの中にはチョコレートでコーティングされたメレンゲ
口の中で溶けていくメレンゲと軽いクリームのバランスが良かったです。

【MINERAI LORRAIN】

チョコレートのMOFを受賞しているフレッソン氏のスペシャリテ
自家製のプラリネを使用していて、とても滑らかな口どけです。

元々、フレッソン氏のひいおじいさんがパン屋さんを始められたそうで、
100年近く続く老舗のお店です。
そのころから続くお菓子もあり、現代風のお菓子もあり、地元に愛されているお店でした。

実は、本来なら店内やショーケースの撮影は全般禁止なのですが、
フレッソン氏がエスコフィエ校のキャメラ先生と数10年来の友人ということで
特別に許可が頂けました。

クオリティーの高い製品ばかりでとても勉強になるパティスリーでした。
是非、色々な方に訪れて頂きたいと思います。


Pâtisserie Fresson(パティスリー フレッソン)

Metz 57000
17,rue du Grand Cerf
+33 (0)3 87 36 28 17
http://www.fresson-chocolatier-patissier.fr/

Jarny 54800
37,rue Jean Jaurès
+33 (0)3 82 33 18 79