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Vincent Guerlais (ヴァンサン・ゲルレ)

フランス校 食べ歩き日記

2013.11.19

こちらのパティスリーは、フランス西部ロワール地方のNantesナントを中心に4店舗展開しています。
今回訪れたのは、ナントで朝一が開かれる建物の店舗で、朝一の時間に合わせているので、営業時間は
昼過ぎまでです。シェフのヴァンサン・ゲルレイさんは、ルレ・デセールの会員でもあり、ショコラの祭典
『サロン・デュ・ショコラ』で、何度も賞を受賞する経歴をお持ちです。

ショコラの味わいは、コーティングのショコラが薄く、素材の味がしっかりと表現されています。

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市場の中にあるので、活気がすごい!

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ショコラのパッケージも特徴的で、箱には定規の様にメモリがついています。

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ナント産まれのフランスの庶民的なクッキーである『LU』をアレンジしてコーティングしたショコラ・タブレット。

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色とりどりのガトーが並んでいます。

見た目に鮮やかなプティ・ガトーは、長方形のタルトや、楕円型のムースなどなど、ビジュアル的にも多彩です。

ABSOLU アブソリュ
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ミルクチョコレートのムースの間に、柔らかいキャラメル・サレ(塩キャラメル)が。
ミルクチョコレートの優しい甘味と甘しょっぱい感じが好相性です。

PARIS BREST パリブレスト
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日本でもポピュラーなお菓子。
ドーナッツ状が本来の形ですが、フランスの多くのパティスリーでは、エクレアの様な形でも売られています。
組み合わせは、プラリネ・ノワゼット(ヘーゼルナッツとキャラメルのペースト)のクリームとシュー生地です。

BULLE DE SAVEUR ブール・ド・サヴール
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形が目を引くこのお菓子。チョコレートの薄くて丸いケースの中には、チョコレートのムースと
フリュイ・ルージュ(赤い果物)のソースが入っています。

CREME D'ANGE クレム・ダンジェ
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近郊の町Angeアンジェを代表するお菓子。メレンゲと泡立てた生クリームを合わせたクリームの中に、
フランボワーズやマンゴー、キャラメルなど、その季節に合わせたソースが中心に入ります。

話は変わって...、この程パリでチョコレートの祭典『サロン・デュ・ショコラ』が行われました。
その中で、ワールド・チョコレート・マスターズという、各国の最高峰のチョコレート職人が集まるコンクールも
開催されました。
フランス代表選手として出場したのが、このお店のショコラ部門のシェフであるイヴァン・シュバリエさんです。

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パティスリーをテーマにしたカワイイ作品。
しかし残念ながら、チョコレートのピエスモンテ(チョコレート細工)は途中で、壊れてしまい入賞は逃してしまいました。

世界中から注目われているパティスリー、今後も目が離せません!!

Vincent Guerlais
Marché de Talensac 44100 Nantes
営業日・営業時間 : 各店舗によって異なります
HP: http://www.vincentguerlais.com/