FRANCE

辻調グループ フランス校

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調理外来講習 M. Yohann CHAPUIS(ヨアン・シャピュイ氏)/Restaurant Greuze(レストラン グルーズ)

フランス校教壇から

2017.07.06

今回の外来講習は、シャトー・ド・レクレールから車で1時間の
ブルゴーニュ地方TOURNUS(トゥルニュス、又はトゥルニュと発音する)という街にある
Restaurant Greuze(レストラングルーズ)から、シェフのYohann CHAPUIS(ヨアン・シャピュイ)氏に来ていただきました。

シャピュイ氏はリヨンの老舗「ピエール・オルシ」や「ラ・ピラミッド」などで経験を積み、
「ラムロワーズ」のシェフに就任、3つ星を獲得しました。
その後、グルーズのシェフに就任し、現在1つ星を維持しています。
フランス校からの研修生も受け入れていただいています。

今回は2品作っていただきました。

1品目はモッツァレラチーズとトマトを組み合わせた1品です。
トマトのゼリーの上にモッツァレラチーズのクリームとトマトのクリームを絞り、
その上からビゴルノーという小さい巻貝とアドックというタラを燻製させたものが乗せてあります。
お皿にも燻製の香りを付け、お客様の前で香りが広がるような工夫がされています。

2品目はラングスティーヌというエビを使った1品です。
今が旬のラングスティーヌはしっとりと火通しをし、
付け合わせにはオレンジとグレープフルーツの皮をシロップで炊き、果汁をゼリーで固めたものが添えられています。
ラングスティーヌの殻でとった濃いソースがアクセントになっています。

 

今回助手を務めた兒玉君(写真左)と中川さん(写真右)

本日のアシスタントは、WU Wenqiang君(右端)、兒玉拓也君(右から2番目)、小野楓介君(左端)、中川真璃奈さん(左から2番目)でした。