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辻調グループ フランス校

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調理外来講習 M.Frédéric DOUCET(フレデリック・ドゥーセ)氏/Restaurant Frédéric Doucet(フレデリック・ドゥーセ)・HOTEL DE LA POSTE(オテル・ドゥ・ラ・ポスト)

フランス校教壇から

2018.07.17

本日の外来講習は、学校から車で1時間程、シャロレー牛で有名なシャロルCHAROLLESにある4つ星ホテルオテル・ドゥ・ラ・ポスト内の1つ星レストラン、フレデリック・ドゥーセからオーナーシェフのフレデリック・ドゥーセ氏にお越しいただきました。
ドゥーセ氏は、グルノーブルの調理学校を卒業後、ピエール・オルシPierre ORSI、 ポール・ボキューズPaul BOCUSE、 トロワグロTROISGROSというグランド・メゾンで修業を積み、1999年に家族の経営するオテル・ドゥ・ラ・ポストに戻られ、2007年からオーナーシェフとして経営にあたっています。

毎期、研修生を受け入れて頂いているレストランで、研修生の早福 優太朗君も来校しました。
講習中ドゥーセ氏は、「自分が評価されることによって、地元シャロルが有名になり、地域の活性にもつながる。」
と考え、地元・ブルゴーニュの料理を、地元の食材を使って作り、日々情熱をもって進歩していきたいと言われていました。

研修生がお店でとても素晴らしく働いてくれていて、料理の理解度、コミュニケーション力、料理に対する情熱など全てにおいて完璧であるとシェフからお褒めの言葉を頂きました。

☆今回披露いただいた2品

Vapeur de pomme Bonnotte, truite fumée, cresson aliénois
前菜の一品です。
ボノット種という小型のジャガイモと鱈の燻製をブイヨンで火を通し、ミキサーでピュレ状にしたものをサイフォンに入れてムース状にします。その上に同じ種類のジャガイモのサラダをのせて、マスの燻製を添えています。

Canette de la ferme d'Artus, navets et rhubarbe du jardin
地元の農園の小鴨を使った料理です。ソースは鴨の出し汁にライムジュースや生姜を加えたのもで、付け合わせは小蕪とリュバーブです。

シェフと研修生の早福 優太朗君を囲んでアシスタントを務めてくれた研究生の中山 航兵君(左)と兼松 啓太君(右)です。二人はシェフのフランス語を聞き取りながらアシストをしてくれました。
又、研修生からお店での仕事内容の説明や、研修に向けてのアドバイスなどを話してもらいました。

最後にシェフを囲んで、全員で集合写真を撮りました。