FRANCE

辻調グループ フランス校

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松下恵介くん:料理2016年春コース

在校生レポート

2016.05.28

「進学のきっかけは学校パンフレットでした」
フランス校進学を決めたきっかけはフランス校のパンフレットです。辻調入学を考え始め興味を持ち、調べていたときでした。フランスに行ってフランス料理を勉強できることがとても魅力的でした。現地で、現地の人に、現地の食材を使って料理を学ぶ、ということはめったにないチャンスだと思い、進学を決めました。ここでは毎日勉強で忙しく過ごしているので、一日があっという間に過ぎてしまいます。だからこそ一日一日を大切に過ごさないといけないなと思えます。料理人として生きる上で大切なことを教えてくださいます。そんな濃い毎日が過ごせて嬉しく思っています。

 

「フランス生活で感じたこと」
フランスに到着してみて感じたことは、まず自然が豊かなこと。フランス=パリを想像していて都会的なイメージが会ったのですが、少し郊外に出てみると馬や羊がいたり、菜の花畑があったり。そしてもう1つ、これは驚いたことですが、日曜日にほとんどのお店が閉まっていることです。文化の違いでしょうか。
最近はフランス人の友達ができました!彼は日本のことが好きで学校でも日本語を勉強しているようです。彼の部屋には日本のアニメやマンガがずらり。日本の文化がフランスに伝わっていることがとても嬉しかったです。

「知識と行動をしっかり合わせて」
辻調時代に2年間、料理と向き合ってきました。知識はたくさんつけたつもりでしたが、フランス校ではそれらを実際に活かして行動しなければなりません。自分の中で知識と行動を別々にせずに、併せて動くことが大切で、大変なことだと感じました。考え方、動き方が変わりました。


コアールシェフと一緒に

「現地の食材を現地の方法で」 
日本の学校との違いですが、食材に触れられる機会が断然多いことです!日本の学校では、フランスの珍しい食材は、食材によっては班に一匹、数人で一個、くらいしか触れることができないこともありましたが、フランスではそのような食材でも最初から最後まで扱うことができます。まな板より大きなヒラメをさばくこともありました!現地の食材を現地の方法で扱えるところがイイです!


外来講師のアシスタントをしました

「協力し合って生活」
寮での生活ですが、部屋には各自の机、ベッド、クローゼットなどがあり、勉強する環境が整っています。自分の部屋は三人部屋なのですが、協力し合って生活しています。洗剤を共有したり、講習でわからなかったことを教え合ったり。寝坊しないように起こし合ったり。仲間がいつもいるので寂しくもなりません。


僕の机です

「休みの日も楽しく」
先日モンサンミッシェルに行ってきました。フランスに来たら一度は行ってみたかったので行くことができてとても嬉しかったです。思っていたよりも大きくて美しかったです。夏のヴァカンスにはノルウェーの家庭にホームステイしようと計画しています。ノルウェーにはどんな料理があるか、とても興味があります。リヨン近郊ではブラッスリージョルジュという老舗のお店にいきました。自家製のビールやアルザス名物のシュークルートが有名でとても美味しかったです。歴史ある建物で、タイムスリップしたかのような雰囲気を感じました。

 
旅先にて                 モンサンミッシェルをバックに


家庭招待先で

「研修も頑張りたい!」
研修は希望しています。実際にフランスのレストランで働くことができるのは貴重な体験だと思います。フランス人がどう働いているのか、どんな気持ちで料理に携わっているのか、気になります。フランス人に負けない勢いで学んだことを発揮したいです。

「フランス校へ入学を考えている皆さんへ」
日本とは比にならないくらいハードな毎日を送っています。朝から晩まで料理漬けの日々です。フランス校で学ぶことは誰しもができることではありません。少しでもチャンスがあるのならチャレンジしてもよいかもしれません。入学して一か月ですが、自分が思っていた以上のことを教えてもらえっています。自分の最大限の実力が求められます。ハードで大変な毎日ですが、一生に一度しかできない経験をしてみてもよいのではないでしょうか。

松下恵介(MATSUSHITA Keisuke)
2016年春コース エスコフィエ校 調理研究課程
出身高校:愛知県 私立豊川高等学校
辻調グループ出身校:辻調理師専門学校 調理技術マネジメント学科