FRANCE

辻調グループ フランス校

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大迫 諒太 くん:製菓2016年春コース

在校生レポート

2016.05.08

小さいころからパティシエになるのが夢で、漠然とではありますが「フランスに行きたい」と思っていました。

高校生の時、地元のお菓子屋さんでアルバイトをしていたのですが、そこのシェフや先輩方からフランスなど海外についてのお話を伺っているうちに、自分も日本を出てもっと様々な文化や考え方に触れてみたいという気持ちが強くなり、フランス校への進学を決心しました!


リヨン市場見学

フランスに来てから、自然の壮大さに圧倒されています!レクレール校の校舎を一歩出ると、たくさんの緑が目に入り、地平線まで見渡せます。道路を歩いていると、まるで映画の中にいるような気分になります。
また、街を歩くと、昼からテラス席でワインやチーズとともにゆっくりとしたひと時を楽しんでいる人たちがいて、食文化の違いを感じました。

先日、駅でどの電車に乗ればよいのかわからなくなってしまったことがあったのですが、駅の窓口に行って問い合わせてみたら、係員さんが掲示板まで連れて行ってくれて電車を教えてくれました。これはひとつの例に過ぎませんが、フランスにも優しい人はたくさんいるんだと感じました!

実習には少しずつ慣れてきましたが、出来ないことがまだまだ多いと感じています。しかし、同じ班の仲間とミーティングをして、どうすれば次の実習をうまく進められるかということを話し合い、「次こそは」という気持ちで実習に向かうのが楽しいです!

これからも「自分たちが成長するためにはどうすればいいか」と日々考えながら、実習に臨みたいです!


製菓シミュレーション実習

寮生活ははじめてだったので最初はとても不安でしたが、すごく楽しく生活できています!真剣にお菓子や料理、フランス語の勉強に取り組む仲間がすぐそばにいるので、自分のモチベーションが下がることはありません。仲間といい意味で競い合える環境になっていると思います!


バーベキューパーティーでの自己紹介

勉強だけでなく、休日はみんなでサッカーや卓球などをして遊ぶこともあります。毎日がとても充実していると思います。

フランスに来てからまだ1ヶ月ほどしか経っていないのですが、リヨンの街には何度か行きました。全く知らない土地に出かけるのは、期待も不安も感じますが、街並みや市場など見るものすべてが新鮮で、「本当にフランスにいるんだなぁ」と思います!

フランス校に到着してから、「セーヴSève」や「ヴォワザンVoisin」など、リヨンで有名なパティスリーを巡っています。ヴォワザンで買ったリヨン名物の「クッサンCoussin」と言うお菓子を僕はとても気に入りました!そのお店ごとに生地の食感、香りや味などが違うので、食べ比べるのがとても楽しいです。

パティスリーなどで、「これをください」というフランス語のフレーズが通じて、はじめて買い物ができたときは一人で盛り上がってしまいました!

これからやりたいことは、世界遺産や美術館をめぐって、美的センスを磨くことです!

研修はもちろん希望しています。
フランス校在学中の今でも、フランス人のお菓子の感性や技術など、日本では感じたり、見たりすることが難しかったものに出会うことが多々あります。現場では、そうしたことがもっとたくさんあるはずです。フランスでしか吸収できないものがたくさんあると思うので、限られた時間ですが、自分の成長につながると確信しています!

 
外来講習の助手を務めました!

フランス校への進学を検討されている方には、入学されることをおすすめします!
フランスでここまで勉強に専念できる環境は他にないのではないでしょうか。新しい技術や文化に触れることで、調理、お菓子のことだけでなく、精神的にもすごく成長できると思います!

大迫 諒太 OSAKO Ryota
2016年春コース レクレール校 製菓研究課程
出身高校:小林西高等学校(宮崎県)
辻調グループ出身校:エコール辻大阪 辻製菓マスターカレッジ