ロバート・モンダビ・ワイナリー

カリフォルニアの高級ワインの歴史は、ロバート・モンダビから始まったといって過言ではない先駆的な名醸造所です。創設は1966年。「ワインづくりは科学であると同時に芸術である」という信念をもつロバート・モンダビは、ヨーロッパの伝統的な「技」の世界と、最新の科学的「技術」の世界とを見事に融合させ、カリフォルニアで初めて「ボルドーやブルゴーニュの最高峰に勝るとも劣らぬ」と、世界の絶賛を集める名酒を生み出しました。その後も「カリフォルニアワインの父」として、常にトップの品質を競いあっています。

*価格は4月1日現在の(消費税別)のものです。


ロバート・モンダビ

ピノ・ノワール 1993(赤)3,110円

ロバート・モンダビ・ワイナリーには、葡萄の産地ごとに「最高級」「高級」「普及版」の3つのシリーズがありますが、このワインは最高の銘醸地「ナパ」の葡萄で醸した逸品です。カリフォルニアのピノ・ノワールは、もともと苗木の系統が悪く、そのため、とかく「果実味・凝縮味ともにとぼしい」傾向がいなめませんでした。93年は、80年代末に導入された優秀な苗木が初めて実をつけた年。まだ若木ながら、従来の力弱さとは明らかに一線を画す豊かなコクに恵まれています。カリフォルニア・ピノ・ノワールの未来を占う、歴史的な一瓶といえるでしょう。 

【テイスティングノート】
「ピノ・ノワールの良さをうまく引き出していますね。赤や黒のベリー類の香りも感じられます。93年からわずか3年間の熟成で充分に味を際だたせているというのは、カリフォルニアワインならでは。グラマーではありませんが、全体的に味が整っていて、バランスもとれています」


ロバート・モンダビ・コースタル

シャルドネ 1994(白)2,140円

ロバート・モンダビが、優れた葡萄産地として定評のあるノース・コーストとセントラル・コーストの葡萄を使って醸した高級ワインが「コースタル・シリーズ」です。海岸沿いの地理的特性である「霧とシー・ブリーズ」が涼しい夏をもたらし、このため葡萄は美しい酸味を残しつつ、理想的な味わいに成熟していきます。果実の良さと、適度な樽熟成による複雑な香味が魅力的な、心地よい白ワインです。

【テイスティングノート】
「96年から日本に導入されたコースタル(海岸沿い)の地域の葡萄だけを使ったワイン。果実が良く熟していて、後味にほのかな甘味さえ感じられます。アプリコット系の香りがあり、酸味もしっかりしているので割とキレが良くて、思っていたほどくどくない。最近はカリフォルニアにも樽の使い方を抑えて飲み疲れしないものが多数出てきましたが、これは、その代表でしょう」


ロバート・モンダビ・ウッドブリッジ

ホワイト・ジンファンデル
1995(ロゼ)1,170円

ロバート・モンダビがサンフランシスコの東約100キロに位置する葡萄産地ウッドブリッジの葡萄を使って醸した手頃な価格の普及版が「ウッドブリッジ・シリーズ」です。ジンファンデルはアメリカ独自の赤ワイン用葡萄で、果実の香りが凝縮された力強いワインを生み出しますが、このブラッシュは、そのジンファンデルを使って、白ワインと全く同じ製法で醸したピンク・サファイア色のワインです。爽やかな酸味とほのかな甘味が持ち味。キリッと冷やしてお楽しみください。

【テイスティングノート】
「最近の赤ワインブームで、果実味いっぱいなジンファンデルの赤が特に人気のようですが、これは、そのジンファンデルを使ったロゼワイン。酸味がキチッと引き立っていますから、甘酸っぱいようですが、爽やかでもある。どちらかと言うと、桃とかレモンティを思い出させるような味わいですね。ジュースみたいに飲みやすいワインです」