食材 里芋



名前
里芋
さといも
英名taro
語源 山の芋に対して、里で栽培したところから。
別称タロイモ
分類 サトイモ科
 非常にたくさんの種類があるが、約15のグループに分かれる。(えぐ芋群、蓮葉芋群、石川早生群、土垂群、赤芽群、唐芋群、八つ頭群、筍芋群、蓮芋群等)
種類・仲間 親芋用-タケノコイモ(京芋)、親子兼用-ヤツガシラ・エビイモ、小芋用-石川早生・土垂・えぐ芋、他
生態・形態
特徴

 親芋用、親子兼用、小芋用にそれぞれ分類される。
 芋は茎が肥大したもの。一般に中心の親芋に小芋が出来、その小芋に孫芋が出来る。
 親芋用品種は小芋があまり出来ず、親芋が大きく成長する。
 親子兼用品種は小芋用品種ほどには小芋は出来ないが、親子共に利用される。
 小芋用品種は親芋は食用に向かないが、小芋、孫芋、ひ孫いもが多数出来る。
 葉柄(ズイキ)も利用され、専用種もある。ズイキには赤、緑、白の3種がある。赤は主にヤツガシラの葉柄、緑は専用品種の蓮芋のもの。白は特殊で白ダツの名で流通することが多い。ダツとは脱色の意味で、えびいもなどの葉柄が太ったところで30cm幅の紙を巻き、軟白したもの。
 また他に、軟化栽培で若芽を出荷する芽芋がある。

(写真はエビイモ)

原料
(加工品のみ)
原産 インドを中心にした熱帯アジア
入手時期・旬 秋を中心にほぼ一年中出回る。
産地千葉県、埼玉県、栃木県、宮崎県他、輸入(中国)
加工物
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