「てんぷら」の実習に挑みます!
高度調理技術マネジメント学科は、3年間かけて学ぶ学科です。
学生達は1年間で和・洋・中の基礎を学び、進みたい進路に進級します。
今日は2年生の日本料理「高度調理基礎実習」の授業をご紹介します。
2年生に進級し、そろそろ2か月が経ちました。
今日の高度調理基礎実習は「てんぷら」です。
前日に調理技術理論で「てんぷら」を学び実習に挑みます。
上手く仕上がるかワクワクしますね。
まず、「てんぷら」の仕込みをします。
上手に海老の処理が出来るでしょうか?
次にてんぷら衣を合わせ、油の温度を確認し揚げてみましょう。
ドキドキしますね。
あれ?海老のてんぷらが曲がってしまいました。
衣もなんだか薄いですね。
こちらの衣は重そうです。何故こうなるのでしょうか。
ではもう一度、先生の説明を聞きましょう!!
みんなメモを取り、真剣な表情です。
海老が曲がってしまったのは下処理が原因でした。
衣は、混ぜ過ぎが原因です。
もう一度下処理からやり直しです。
このように何度も何度も練習をし、先生に質問を重ねながら学びます。
1日でこんなに上手に揚げられるようになりました!
とっても美味しそう。
色々な味の塩があります、みんなで試食をしましょう!
黒色の塩はどんな味がするのかな。
ではせっかくなので、4月からの授業も紹介します。
みなさん、この材料が何だかわかりますか?
正解は「鰹節(かつおぶし)」です。
高度調理技術マネジメント学科は、1年生から3年生まで削りたての鰹節を使います。
みんなで鰹節の削る前の準備をしましょう!
最初に先生の説明を聞きます。
上手に仕上がり、留学生がとても嬉しそうです。
次は、お正月のお節料理にも使う「黒豆密煮」を作ります。
この黒豆は、お節料理だけでなく、1年を通して調理実習や調理技術理論で使います。
ビン詰まで仕込み、1年分を作ります。
仕上がりまで1週間かかりました。授業で料理する日が待ち遠しいですね。
別の日の「握りずしの授業」です。
また別の日は、一人一匹鯛をさばき、造りの盛り付けまで仕上げます。
5月の最終週は、実習で「すっぽん」をさばきます。
朝の9時15分からみんな頑張っていますね!
6月には、「鱧(はも)」の実習授業が待っています。
毎日の授業で色々な食材を使い、焼き物のタレ、ポン酢、土佐醤油や梅干しなども学生が手作りします。
高度調理技術マネジメント学科は、学年で1クラスだけの学科です。
その1クラスを和・洋・中と分かれるため、少人数でじっくり学べる学科です。
是非見学に来てください。
~プロフィール~
辻調理師専門学校 日本料理
若林聡子
日本の四季の美しさを料理で表現する事がとても楽しいです!
高度調理技術マネジメント学科では、