調理理論をのぞいてみよう!
みなさん、おはようございます!
調理技術マネジメント学科12クラス副担任の田中雄大と申します。
本日は辻調理師専門学校の「調理理論」の授業を覗いていきたいと思います!
まず初めに、「調理理論」という授業とは...
正式には「調理理論と食文化概論」と呼んでいます。
何を勉強するかというと、例えばステーキの授業であれば、
「おいしくレアに焼き上げるためのポイント」、「適した肉の部位」などを説明します。
また、食文化に関しては、「どういった時代背景、過程を経てその料理が生まれたのか」など。
少し歴史のような話になる時もあります。
そういった授業を「料理の実演」を行いながら授業を進めていきます!
お待たせしました!では覗いていきましょう!
日本料理と西洋料理の授業を覗いてみました。
まず日本料理。こんな料理を作っていました。「鯛のお造り」です。
今回の授業テーマは「あしらい」。
あしらいとは「主材料(今回であれば鯛)の味を引き立てたり、香りや彩りを加える為に添える付け合わせ」の事を指します。
「なぜ、この食材を合わせるのか」が学生達が一番疑問に思うことでしょう。
そういった疑問を理論立てて説明し、理解してもらいます。
続いて西洋料理。これは「ラザーニャ」「タリアテッレのクリームソース和え」です。
この授業のテーマは「生パスタについて」「プリモピアット(スープ、パスタ、リゾット)について」です。
「生パスタの作成方法についてのポイント」や「イタリア料理のコース料理の提供順序」について
詳しく解説していきます。
このように、1つの授業の中でテーマを絞って解説していきます。
そして...。料理が完成したら待ちに待った試食の時間です!!
学生自身で取り分けたりする物もあったりします。
湯気とともに上がってくる香りは出来立てならではで、格別です。
「調理理論と食文化概論」の授業ではこのように目の前で作成した料理を学生達に試食してもらいます。
授業で解説があった事、それを振り返りながら試食をすることで
「このポイントを押さえることでこういう仕上がり、味になるんだなぁ」と舌で記憶し、学んでいく。
といったのが「調理理論と食文化概論」の授業になります!
いかがでしたか?
少しでも興味を持っていただけたら、是非辻調理師専門学校のオープンキャンパスに来てください。
私自身も学生時代、この授業で試食した料理の中で、今でも美味しくて忘れられない料理があります。
是非、実際に体験してみてください!
ありがとうございました!!
~プロフィール~
辻調理師専門学校 西洋料理担当
田中雄大(たなか ゆうだい)
趣味:カメラ、ゴルフ、楽器を触る(ギター、ドラム)など。
学生時代に一番印象に残っている料理は「鶏のフリカッセ(クリーム煮)」
プロが作るとこんなにおいしいんだ!..と驚いたことは今でも覚えています。