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エコール 辻 大阪

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【夏休み沖縄紀行】沖縄ぶらり食べ歩き

在校生ブログ
辻日本料理マスターカレッジ

2014.09.04

お久しぶりです。yoshimotoです。
夏休みを利用して、沖縄に一人旅に行ってきました。

沖縄本島、そして今回は初めて八重山諸島へ行き、
石垣島、西表島、そして黒島という島々を訪れました。

僕が所属するエコール 辻 大阪の日本料理マスターカレッジでは、
無論、日本料理について勉強をする。
だけど、そこにふと思ったのが、「沖縄料理が出てこない」ということ。
1年間の実習の"献立"をみても、どこにも沖縄特集が組まれていることはないし、
ゴーヤや海ブドウといった南国らしい食材も出てこない。

例えば、筑前煮はもともと九州の筑前地方の食べ物で、
それは授業でもやるし、北海道の昆布なんていったら
出汁をとるには欠かせない、テストに出るくらい重要な海の産物だ。
土佐のカツオだって学ぶし、日本海の金目鯛だって学ぶ。
なのに、沖縄料理のおの字も出て来なそうだったので、
これは自分で学びに行くしかない!と思い立ったのが、
今回の旅の大きな目的。
あとは泡盛の勉強も兼ねて・・・(笑)


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まずはオリオンビールで乾杯。
お店は事前に下調べして、地元のおかあさんだけ、
つまり女性だけできりもりする居酒屋へ。
アテにもずく、島らっきょうの天ぷら、そして海ブドウ。
海ブドウってプチプチ感の水分が命だから、
お土産で買ってもすぐしなっておいしくなくなる。
やっぱ島のものは島で食べないと。地産池消。


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ラフテー。
あまい味噌ベースで味噌好きの僕としては
いろいろ食べたラフテーの中で一番お気に入り。
そして泡盛古酒(35度)の1合が、一人旅にはちょうどいい。
※沖縄では1合を頼んだら無料で氷と水がついてくるのが、
これまたスナックのサービスのようで嬉しい。(笑)


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イカスミじゅーしー。
沖縄は2度ほど来たことあったけど、
今回の発見は「うちなんちゅ(=沖縄人)はイカスミ使いが上手い」ということ!
このイカスミじゅーしー、イカスミのリゾットのような、雑炊のようなもの。
シンプルだけど、最後の〆に最高・・・!
他の店ではイカスミチャーハンを食べたけど、僕はこっちのじゅーしーが好き。
自分でも作りたい、イカをちゃんとさばけるようになりたい!
と心に決めさせてくれた一品。
調べたらイカスミは整腸作用やガン予防にもいいんだとか。


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沖縄の島野菜を使った朝食。琉球ガラスの器とともに。
目に優しい。野菜の持つシンプルな苦みが、また体に優しい。


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珍しい野菜?草?だったので、おかみさんに何かと聞いてみたら
「長命草(ちょうめいそう)」という野菜だそう。
おかみさん曰く、この野菜ひとつでビタミン・ミネラルなど
全ての栄養素がパーフェクトにとれるんだとか。
あの資生堂もその高い栄養素に注目し、サプリの開発などをしているという。
まだまだ知らないパワフル島野菜、おそるべし。

この他にも、僕は本土のソーキソバより、
八重山ソバのほうがさっぱりしてて好きだなと思ったし、
西表島で食べたイノシシはびっくりするぐらいクセがなくて柔らかくて、
ミーハーな言い方するとコラーゲンぷるぷるみたいな感じで、
穫ったおじさんに聞いたら「内地の猪と全然違うだろ!?
こっちのイノシシのほうがウマいぞ?(笑)」と。
たしかに。ほんとにうまかった。
沖縄でイノシシを食べるのも、またツウだ。

話を戻すと、もちろん沖縄料理も日本料理の一種だと僕は思っている。
だけど、今回行った八重山諸島(石垣島など)は、
沖縄本島よりも台湾に行く方が近いような場所。
そこには独自の食文化があって、その現地に行って触れられたのは、
学校では学びきれない、自分の舌を磨く、感じるという意味で
本当にいい経験になった。
美ら海、美ら島に感謝。

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【プロフィール】
yoshimoto。エコール 辻 大阪 辻日本料理マスターカレッジ(キャリアクラス)所属。
大卒⇒営業6年⇒ドイツ生活2年⇒エコール 辻 大阪。
将来はヨーロッパで日本食を伝えるのが夢。
好きな食べ物:もずく。好きな酒:日本にいる間は日本酒・焼酎を、
欧州ではビールとウォッカをよく。好きな言葉:人類愛。