調理理論2回目
今日の調理理論2回目授業は外来講師、大阪なんば道具屋筋にある堺一文字厨器、田中社長、ベテラン職人の丸町さんによる「包丁」について教えていただきました。
前半は田中社長から和包丁の歴史、素材となる刃金の話、包丁が出来上がるまでの工程、包丁の種類等、お話しいただけました。
見た目は同じようでも素材とサイズが違えば値段も扱い方も違う。ここに並ぶ包丁は1万円代から20万円もするものが並んでいますよ。各種類とも包丁技術がともなわなければ大きなサイズは上手く使えないとのこと。学生はまず小さいサイズから使いこなそう。
刃金が原型から仕上がる状態を並べてみました。和包丁は全て手作り、1本1本職人が手間暇かけて作ります。その為この世で1本たりとも全く同じ包丁は存在しないといっていい。すごい
後半はこの道50年の大ベテラン、丸町先生の包丁研ぎの実演です。学生は明日、初めて包丁研ぎを実習します。今日の授業は関心度が高い。
まずは砥石の話。記憶に残りやすいようにしっかり自分の言葉でメモります。
授業終了後も先生への質問攻め、包丁への関心度が伺えます。
授業後には全員に包丁型のキーホルダーがプレゼントされました。さっそく包丁ケースに付けよう。