www.tsuji.ac.jp 辻調グループ校 学校案内サイト www.tsujicho.com 辻調グループ校 総合サイト blog.tsuji.ac.jp/column/ 辻調グループ校 「食」のコラム







中国と日本の関係を表現するときに「一衣帯水」という言葉がよく使われる。一筋の帯のような狭い水。その狭い水をへだてて近接していることの意である。
かつて日本から遣隋使、遣唐使が、大陸からは鑑真和尚や名もない民が、生命をかけて行き来した海がある。仏教、儒教、茶、食物、風俗習慣など、先人がもたらした多くの 文化は日本人の生活にしっかりと根付き、原形を留めるものもあれば、姿を変えて受け継がれているものも少なくない。先人の勇気と旺盛な好奇心が我が国の文化を高めた。 海を隔てた遠い異国のように思いがちであるが、両国にとっては一衣帯水の地なのである。

異国の料理を学び伝えることを職業とする上で、調理技術、 知識の習得は不可欠である。が、料理の原点が家庭の食事にあり、楽しい出来事を祝ったり、願い事を込めたり、家族の健康を気遣うなど、 生活に密着した出来事から発展したことを考えれば、民族文化的な要素を学ぶことを避けては進めない。

特に民族的色彩の濃い、 祭事、風俗習慣は民族文化を理解する上で入りやすいものであろう。祭事は神事であり、風俗習慣とともに、多くが農作物の生産に基づき、 暦と密接な関係にある。

中国で陰暦は農暦とも呼ばれ、日本には暦法(陰暦)と共に祭事が入ってきた。日本では明治、中国では中華民国時代に西暦が使用されるようになった。 これ以降、我が国では西洋文化への傾斜とともに、陰暦が徐々に存在価値を失っていくこととなる。

現在、農業を中心とした社会が崩れ、祭事や習慣のもつ本来の意味がうすれ、食べ物だけが残り、私達が口にする品も多いのではないだろうか。 日々の生活の中で自然に受けがれてきたことが、核家族化の進む中で、両親や祖父母にたずねる機会さえ得ることが難しい時代にきている。 私もその一人である。職業上の理由だけでなく、日本人として学んでみたいとの思いが、本ページ開設の発端である。
祭事、風俗は多くの物語をともなっている。それは民族がくぐり抜けてきた過去の苦しみや喜び、戒めがその中に秘められ受け継がれたものであろう。 祭事と料理のテーマは堅苦しい内容に陥りやすいが、雑学的な意味合いまで範囲を広げて、私達の生活と比較してご覧いただければ、面白いものとなるのではと考える。

ご存じのように広大な中国のこと、多くの記録は大都市を中心としたものであり、地方色豊かな祭事、習慣もある。また、中国は漢民族単一の国家ではなく、50を越える少数民族がそれぞれの言語、風俗習慣を持ち独自の文化を育ててきたのである。本ページは中国人の90数パーセントを占める漢民族を中心に進めていくことをご理解いただきたい。 勉強途中の身ゆえ、知識不足や勘違いで誤りがあるかと危惧もするが、識者のご指摘を頂きながら、このページを借りて勉強できることを願ってやまない。

吉岡 勝美
福冨 奈津子

<料理制作>古谷 哲也




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