エクレール校
1998.6.16-6.30


ワールドカップも8強が出そろい、いよいよ大詰めといったところですが、天気が安定してエクレール校では、夏のテラスといった趣で中庭にテーブルを出し、サーヴィスをしています。6月も末になりますと、空が夜の11時近くまで明るいので、一日がとても長く感じられます。6月17日から3セリに入り、今期の約半分が終了したことになります。生徒たちも大分慣れ、大きく進歩する者もでてきたようです。料理も今様になって、軽く美しいものに変わり、今期とりわけ多い女生徒にも飽きないフランス料理になりました。企画面では、24日にワインクラブ二回目としてワインの専門家をお招きし、シャトーヌフ・デュ・パップの試飲を中心に、ラトゥール、オーブリヨンなど豪華な赤ワインを試飲致しました。また、週末には数人で1家庭といったぐあいで、フランス人家庭に招待され、フランス人の家の内部を見、彼らの生活を目の当たりにし、満足して帰ってきたようです。しかし、難しいのは、どうやら礼状をフランス語で書く事のようです。6月26日はスポーツ大会を開催いたしました。常に気を張って料理・お菓子の勉強をしている生徒たちにとっては、楽しい息抜きだったようです。ケガ人もなく、夜はバーベキューパーティーと日本・ジャマイカ戦のビデオを一緒に楽しみました。(中野)



トピック

<送金及び郵便システム~その2>

生徒宛の郵便物はすべて、教務職員が郵便局まで引き取りに行きます。お金も小荷物もすべて受け取るため、教務職員は郵便局に「受け取り責任者」として登録されています。お金の場合は前回ご説明しましたが、郵便物のほうは学校に持ち帰り、生徒の名前が書いてある所定の引き出しに入れておきます。生徒たちは毎日一度はその引き出しをのぞきに来るシステムになっているわけです。休み時間になると、事務室に設置された生徒宛郵便受けの前はすごい人だかり。大学の合格発表さながらの騒ぎです。(佐藤)




連載

<赤ワイン"シャトー・ド・レクレール"誕生まで>

葡萄の実が本当に大きくふくらんできました。ワールドカップのテレビ放送でご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、6月に入り、雷雨があちらこちらで暴れたようです。
葡萄の房はいま片手の手のひらでは包めなくなってきました。粒は直径が5~6ミリから1センチほどに大きくなっていますが、まだ緑色、指でつまんでも硬く、青りんごのようです。


赤ワイン"シャトー・ド・レクレール"



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