トピック
<バカンス旅行にみる最近の仏校生徒の傾向>生徒達がバカンス中の旅行計画を立てるために、図書室は連日満員御礼です。生徒達の旅行先は、少数派を入れると北は英国、南はギリシャ、西はスペイン、東はオーストリアと広範囲ですが、季節や調理・製菓の生徒によって若干行き先は異なってくるようです。夏の場合、約4割の生徒がコートダジュール(ニース、カンヌ周辺)に海水浴(日光浴)を目的に南下します。しかし製菓の生徒は、季節に関係なくストラスブール、ウィーン、ミュンヘン辺りへ、お菓子の食べ歩きを兼ねて北上するようです。イタリア北部(ミラノ、ベニス、フィレンツェ)も常に3割以上の生徒が訪れるほど人気がありますが、最近ブームのイタリア料理やブランド物が影響しているようです。またここ最近は、アパートを借りて一週間以上ひとつの都市に滞在するという一カ所定着型も増えてきました。学校側の指導もありますが、全体としても滞在型の旅行が増えてきたようです。生徒曰く、「ゆっくりしたい」ということらしいのですが、かなりの生徒が既に海外旅行を経験しているという事が背景にあるとしても、興味深い言葉です。 |