ゆでた太めのビーフンに、柔らかく煮込んだ豚足と薄切りの豚肉、生の葱、香菜、挽いた胡椒、フライにしたにんにくを添え、豚の澄んだスープを注いだ汁ソバ料理で、とてもあっさりとしている。
好みで、刻んだ生の赤唐辛子を加えて食べる。右手に箸、左手にレンゲを持ち、音はたてない。
海草で固めた寒天菓子。この時はコーヒー風味のものだったが、ミルクやブドウ風味のものもあるらしい。
甘さは控えめで食べやすい。 ほとんどの料理にヌクマムがタレとしてついてくる。北部ではヌクマムに輪切りの唐辛子を入れただけの味の濃いものが多く、南部ではこれに砂糖と水と酢(またはレモン汁)を加えた薄口のタレ(北部の人はこれを「ヌクチャム」と呼ぶらしい)が添えられる。
これは、向かいの店の調理場。日本の感覚から考えると不衛生に見えるが、これがベトナムではごく普通。