フランス語で「粒々のある」という意味のグラニテは、シャーベットよりも糖度の低い果汁や、アルコール類を、みぞれ状に凍らせて作ります。あまりかき混ぜる手間が入らないので、好みのジュース等で気軽に作ってはいかがですか。

かしまし娘の＜グラニテよもやま話＞　

Ｋ：小さい頃の夏のおやつって何やった？

Ｏ：ゼリーかプリンかなぁ。箱入りの粉末に水を混ぜて作る・・・あっ！

全員：シャービック！！

Ｏ：プリンミックスと同じ様な感じで水と混ぜて凍らせたらシャーベットができるやつ。

Ｍ：オレンジといちごとメロンがあったよねー。うちでは製氷皿に入れて作ってた。

Ｏ：そうそう、うちも製氷皿使ってたけど、棒付きのアイスキャンデーみたいにでき上がる容器があって、それに憧れてた。

Ｍ：私持ってた！！アルミでできてて、ふたに棒がついてて・・・

Ｋ：私はプラスチック製のを持ってて、よく使ってたけど、なかなか固まらなくって何度も冷凍庫を開けて確かめてた。金属製だったらもっと早く固まってたんやろうなぁ。

Ｍ：シャービックってあの頃シャーベットやと思ってたけど、あれってアイスキャンデーみたいよね。

Ｋ：でも小さい頃って、アイスクリームやシャーベットの違いなんてわかってた？。

Ｏ：私にとってのシャーベットはみかんの形かメロンの形をした容器の中に入った物で、アイスクリームは紙の容器に入っていてなめらかなクリーム状の物って思ってた。

Ｋ：そうそう。大まかに言うと、果物で作られてる物をシャーベット、乳製品で作った物をアイスクリームって呼んでるよね。

Ｍ：じゃあ、今回のグラニテとシャーベットはどう違うの？

Ｋ：食べたときの感じで言うとシャーベットはなめらかで、グラニテはシャリシャリした感じかなぁ・・・。

Ｍ：グラニテってかき氷っていうかんじ？

Ｋ：そう。氷になる途中でかき混ぜて小さな氷の粒をたくさん作るからかき氷に似てるかも。シャーベットに比べて糖分が少なかったり果肉が入らない分、氷に近い固まり方をするから、かき混ぜるとなめらかさがないシャリシャリのものになる・・・。


Ｏ：そうかー。甘さの少ない氷の粒ならいくらでも食べられそうー。

Ｋ：うーん、でもこれ実はたくさん食べるものでも、子供のおやつでもなくて、レストランのコース料理の途中で、口直しとして少しだけ出されることが多いんよ。

Ｍ：だからお酒を使ったものとかがあるんや。シャンパングラスにおしゃれに盛りつけたりしてるもんね。

Ｋ：でも、堅苦しく考えないで、作り方も簡単だし暑い日のおもてなしなどに是非作って欲しいナ！！

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