名前 | |
英名 | wakame seaweed |
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語源 | 万葉集や古事記にでてくる「布(め)」という言葉は、海藻の総称で特にワカメを意味することが多かった。若芽、若女に通じるところから、若返りの薬とされ、縁起物あるいは神への供え物にされていた。 |
別称 | 若芽、ニギメ、メノハ、オキシメ、メ、メオキシメ、メギ、オシキメ |
分類 | チガイソ科ワカメ属 |
種類・仲間 | その形態により、ワカメ型(ナルトワカメを含む)とナンブワカメ型に分類する場合がある。 また、ワカメ属の仲間としては、ヒロメとアオワカメがある。 |
生態・形態特徴 | 一般には生育する地域によって若干形や大きさが異なるとされ、ワカメ型と呼ばれるものは小型で茎部が短く、葉部の切れ込みも少ないのに対し、ナンブワカメ型と呼ばれるものは大型で茎部が長く、葉部の切れ込みが深い。 大型の1年生の海藻で、体色は紺褐色あるいは緑褐色。芽株(めかぶ)などと呼ばれる成実葉で遊走子という胞子を作り、この胞子から発芽して冬から春にかけ急速に成長し、夏には枯死するというサイクルを繰り返している。 養殖技術の発達により、現在では天然物の収穫はごくわずかとなっている。また、韓国や中国からの輸入品は増加傾向にある。 加工品の利用傾向は、乾燥ワカメから湯通しした塩蔵ワカメへと移り変わり、最近ではカットワカメの需要が増える傾向にある。 |
原料 (加工品のみ) | |
原産 | |
入手時期・旬 | 生ワカメとして早春に出回る。加工品は通年。 一般に早い時期に収穫したものの方が評価が高い。 |
産地 | 岩手県、宮城県、徳島県 |
加工物 | 乾燥わかめ、灰干しわかめ、もみわかめ、板わかめ、塩蔵わかめ、芽かぶ |
リンク集
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