親芋用、親子兼用、小芋用にそれぞれ分類される。 芋は茎が肥大したもの。一般に中心の親芋に小芋が出来、その小芋に孫芋が出来る。 親芋用品種は小芋があまり出来ず、親芋が大きく成長する。 親子兼用品種は小芋用品種ほどには小芋は出来ないが、親子共に利用される。 小芋用品種は親芋は食用に向かないが、小芋、孫芋、ひ孫いもが多数出来る。 葉柄(ズイキ)も利用され、専用種もある。ズイキには赤、緑、白の3種がある。赤は主にヤツガシラの葉柄、緑は専用品種の蓮芋のもの。白は特殊で白ダツの名で流通することが多い。ダツとは脱色の意味で、えびいもなどの葉柄が太ったところで30cm幅の紙を巻き、軟白したもの。 また他に、軟化栽培で若芽を出荷する芽芋がある。 (写真はエビイモ) |