チョコレートのテンパリング(温度調節)をする
チョコレートは、溶かしてそのまま流しただけではしっかり固まらなかったり、固まった後で表面が白くなったりすることがあります。そうならないために、温度調節(テンパリング)が必要となります。
様々な方法がありますが、ここでは家庭でやりやすい方法を紹介します。温度を上げたり下げたりする時に水(湯)を使いますが、チョコレートに水分が入った場合も、固まった後で表面が白くなりますので、充分に注意して下さい。
テンパリングの温度
1.
水気のないボールに刻んだチョコレートを入れ、(乾いたゴムベラで混ぜながら)湯煎で45℃に溶かす。
2.
水が入らないように注意しながら冷水につけ、冷やす。
周りから固くなってくるので絶えずゴムベラで周りのチョコレートを取ること。
3.
27℃になれば冷やすのをやめる。
部分的に固まってしまうことのないように、30℃位になれば時々冷水から出して均一に温度を落とすこと。
4.
そのままでは作業しにくいので30℃に温めて使用する。31℃以上にしないこと。