  *11/26 夕食 ラン・ヨーン Soi 65 Sukhumvit Road |
| 小谷先生が住むマンションより南東方向に車で10~15分くらいのところにある大衆食堂。在タイの日本人の方が多く立ち寄られる食堂で、小谷先生の友人も多く来られる。入口近くに材料が陳列され、料理が決まればそこで材料の下準備をし、奥のキッチンで仕上げる。天井に大きな扇風機が回っているだけだが、とにかくよくはやっている。この日はバンコクで居酒屋「呑気 (のんき)」を経営されているイソベさんという方にお会いし、タイ料理についてお話をうかがった。この店では、材料と調理法の指定をすれば一応決まった味つけにはしてくれる。でも常連客は、それに自分の好みを追加する。また、この店には食卓調味料は置かれていない。それだけ客の好みを知っているのか、客も自分の好みを店側にしっかりと伝えているのか、お互いに満足しているようだ。それに飲み物の持ち込みは自由だという。 |
・コー・ムー・ヤーン |
| 豚のど肉の薄切りをナムプラーとマナオ、砂糖で漬け込み、炭火焼きにしている。これをぶつ切りにし、タレはナムプラーと砂糖、煎り米をすりつぶしたもの、味の素を混ぜたもの。好みで、粉末唐辛子を加える。豚のど肉にくせがなく、とてもあっさりとした味わいがある。とにかく、これは絶品! |
・クン・パッ・ナム・プリック・パオ |
| 青ねぎと玉ねぎとプリッキーヌを油で炒め、油通しした淡水の手長えびを加える。これにタオチオと砂糖、オイスターソース、少量の牛乳を加えて、味つけしたもの。 |
・カイ・チオ・ムー・サップ |
| 豚挽き肉とナムプラー、フレーバーソースを卵に加えてときほぐし、丸く焼いたオムレツ。これにチリソースを添える。焼きたての熱々が、香ばしくてうまい。 |
・プラーカポン・トム・ケム・ブアイ |
| ぶつ切りの骨付きのスズキと白菜、セロリ(タイのものは日本の芹のように細い)、春雨、豆腐などを鶏のスープで煮込み、梅干しの塩味で仕上げている。鍋の真ん中に炭火を入れて沸かし、タレ(すりつぶしたタオチオ)を好みで加えていただく。熱い国で、汗をかきながらの鍋料理も最高。 |