  ・ラープ・ヌア・サッ |
| ラープは東北部の名物料理で、煎った米の粉を調味料の一つとして使っているが、これもこの地方料理の特徴である。火を通した温かい牛挽き肉に玉ねぎと青ねぎ、煎った米の粉、ナムプラー、粉唐辛子、マナオを加えた、温かいサラダ。辛味と酸味は控えめに仕上がっている。
食べる時には、カオ・ニアウ(もち米)がよく合う。 |
・ヌア・ヤン・ナム・トック |
| 下味をつけて焼いた薄切りの牛肉にナムプラーやマナオを加えて軽く煮、煎り米や青ねぎ、粉末唐辛子などを加えて和える。これにミントを飾り、キャベツやささげなどの生野菜を添える。辛味と酸味が特徴で、これも食べる時は、もち米がよく合う。 |
・カオ・パット・プー |
| 蟹の身と卵と青ねぎの入った焼き飯で、塩と味の素で味つけされている。食べる時は、プリック・ナムプラーをかける。 |
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| 水槽で泳いでいる生きのよい淡水の手長えび(クン・ナー)の背を浅く切り開いて背わたを除き、殻付のまま炭火焼きにしたもの。このえびは頭が大きいので、焼いて調理するより煮込みの方がむいているように思う。タレは、すりおろしたにんにくとマナオ、刻んだプリック、パクチー、ナムプラー、ごく少量の砂糖などを混ぜ合わせたもの。 |