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市内各所に支店を構える有名なタイスキ・チェーンで、現在は日本の東京にも数店の支店がある。 「タイスキ」という名のついた料理だが、日本の「スキヤキ」とは違っていて「しゃぶしゃぶ」と似た食べ方をする。あるいは中国料理の「火鍋子」といった方がふさわしかもしれない。この店では日本人や他の国の団体客が多いので、ガス火を使って調理しているが、街場ではまだまた炭火が一般的な燃料として使われている。 | |
| ・ペット・ヤーン・コカ | |
タイスキの材料がそろうまで時間がかかるので、前菜として「アヒル肉のタレ漬け込み焼き、コカ風」というもの注文した。アヒル肉を中国醤油をベースにしたものに漬け込んで、炉で焼いたもの。皮がパリッと焼けていて、肉はジューシーに火が通っている。付け合わせには生姜の甘酢漬けが添えられていて、肉の脂っこさを消してくれる。それにもう一品は、豚肉の焼叉。これも日本でよく見かけるように煮たものではなく、こんがりと表面が焼かれているのでは香ばしさが残り、中の肉と脂がうまく溶け合っているように思える。 | |
| ・タイスキ | |
これが「タイスキ」を食べる時のセッティング。 さて「タイスキ」は、鍋に薄い鶏の出し汁を入れて沸かし、好みの具を順に入れる。具は肉、魚、野菜などが20〜40種類くらい用意されており、それぞれ小皿に盛られている。 一皿ずつの値段が決まっているので、自分の懐具合に合わせて注文するとよい。最後は麺類(ゆでたものに、好みでフライにしたにんにくとその油をかける)を入れるか、ご飯で雑炊にし、エキスのたっぷり出た出し汁までいただく。 タレは、タオチオや腐乳をベースにし、砂糖、ごま、香菜、トマト、ラー油などの混ざったもので、少し甘さの残る辛味の引き立ったもの。慣れない人には、ポン酢や胡麻ダレの方がよく合うだろう。 | |
| ・アイティム・トゥリアン | |
デザートにはドリアンのアイスクリーム。なかなかおいしいものだが、慣れないとこの香りというかニオイが気になる。 | |
| ・ナム・テンモー | |
| すいかのジュースで、果汁にシロップを加え、氷を入れたもの。ちょっと男性には甘すぎるかな...? | |