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  午後 | |
| 昼食後、帰り道の屋台でおもしろいお菓子屋さんを見つける。 | |
| ・カノム・ブーアン （１個 Banh 1 ≒ \4 ） | |
 屋台のお菓子屋さんが器用に作っていたので見ほれていると高校生たちが買いに来て、この菓子には「甘いもの」と「塩味のもの」があると教えてくれる。直径７〜８cmの薄いテュイルようなものを焼き、この上にメレンゲをリング状に絞り出す。・「甘いもの」には、鶏卵素麺とすりおろしたココナッツを振りかける。・「塩味のもの」には、赤く染めたココナッツと刻んだパクチーを振りかけ る。そして生地の片方を持ち上げて折り重ねる。日本の駄菓子屋さんのような感じで、子供たちが小遣いを持って買いに来ている。 | |
| ・クロワイ・ケール （いずれも１袋 Banh 10≒ \40） | |
 「クロワイ」というのは「バナナ」のことで、ケールといのは「インド風」という意味らしい。バナナを5 mm厚さで縦にスライスし、衣（刻んだココナッツと胡麻、小麦粉を水で練り合わせたもの）をたっぷりとつけ、パーム油で揚げる。非常に素朴なお菓子だが、こんがりと色づいた衣のカリッとした歯触りとバナナの自然な甘みがうまく調和している。同じ衣に拍子木状に切ったサツマイモをつけて揚げたものは、「マン（芋）・トート（揚げる）」と呼ばれている。 | |
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