|作り方|


は日本の代表的な花として昔から広く親しまれています。「オオシマザクラ」「ソメイヨシノ」「ヤマザクラ」など、いくつもの種類があります。また、名所も「京都の嵐山」「奈良の吉野山」など数え上げればきりがないくらいです。都会でも、春になるとそこかしこで桜の花が咲き誇ります。

歌の中の「花の散るらむ」という句からイメージをふくらませ、お菓子全体を桜の花びらが2枚重なり合っている姿に形作り、横っちょにつけた小さな花びらで、ひらひらと舞散るさくらを表しわしました。抜き型で花びらのあとをつけたのは、花びらが地面に落ちる直前の影を表現したかったからです。

体をほんのりと薄紅色に染め、春らしくかわいらしい桜花に作り上げました。

成 宏





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