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辻調理師専門学校

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西洋料理クラスの実習に潜入してみました!

西洋料理
調理師本科

2025.05.28

皆さん、こんにちは!
辻調理専門学校の吉川喜美子です。
今回は西洋料理クラスの実習風景をお届けします。

入学して約1か月が過ぎました。
学生たちは、包丁研ぎから始め、切りものなどの基礎をしっかり学びながら料理をつくり上げてきました。

先日はグループで作業スケジュールを作成し、料理2品をつくり上げる実習を行いました。
計画表をPCで作成するグループもあり、気合が入っています!
段取り、衛生、仕上がり、味などがきちんと出来ているか、は先生がしっかりチェックします。
実習は職員の指示なしでできるよう計画します。

▼計画表



▼ニース風サラダ


▼オニオングラタンスープ



そして、次の課題が本日からスタートしました。

【ポム・シャトー】
じゃがいものシャトー剥きです。

シャトー剥きとは、じゃがいもをフットボール形に面取りするというものです。
はじめての学生が多く包丁の持ち方も特殊な為、
はじめは苦戦していましたが初回にしてなかなかの成長ぶりでした。
これには本当に感心!






初めは『難しい!』『できへん!』『あ~!』という声が、
最後には『家に帰って練習しよう!』『絶対、上手くなりたい!』と前向きな発言に変わっていました。
これからしばらく基礎練習として、じゃがいものシャトー剥きが続きます。

そして練習した素材は無駄にはせず、本日の2番目の課題である
【裏ごしの仕方、絞り出し袋の扱い方、絞り方】に使用し、
【ポム・デュシェス】という料理にしました。

ここで活躍したのは、Wライセンスコースで入学し、3月に製菓を卒業した学生たちです!
製菓の卒業生が中心になり、裏ごしのセットや絞り出し袋に口金をセットする方法、
材料をコルヌという器具で袋に入れる方法、絞り方をグループのメンバーに教えながら行いました。

教え合いながら学び取る!
とても楽しそうな雰囲気でコミュニケーションも活発になり、とてもよい実習になりました。
ここで練習した絞りは、今後行うグラタンや絞り出しクッキーに応用していきます。




▼ポム・デュシェス



西洋料理クラスでは、個々に確実な基礎力を身につけると共に、
チームワークの重要性も考えることのできるプログラムで実習を行っています。
これからも、学生の皆さんの成長ぶりをお届けいたしますね!

~プロフィール~
辻調理師専門学校 西洋料理グループ
吉川 喜美子

料理って素敵!
長年やっていても作ることも、食べることも、考えることも楽しい。
そして教えることも!
新しい発見がいつもあり、夢中になるほど面白く、深い世界です。
学生の皆さん、夢中になって取り組むことで学び取るものも大きいと思いますよ!
一緒に頑張っていきましょう。