ホーチミン市の東はずれにあり、アヒルの肉（VIT ）を入れたお粥(CHAO)を食べさせる専門店。店の奥ではオバサン達がアヒルを絞めて、血を絞り出し、羽根をむしっている。表ではそのアヒルの肉や固まった血をボイルして、スープを作っている。そのスープで炊いたお粥がこの店の名物らしい。

お粥には、固まった血の切れっ端と生の葱、香菜、それに胡椒が振りかけてある。もうこれだけで十分旨い！ 別皿に千切りにしたバナナの花、その上に大根とにんじんの細切り、砕いたピーナッツを振りかけ、酢がかかっている。これを下記のタレにつけて、お粥の合間に食べる。 　　↓ タレは、ヌクマムに酢と砂糖と水 、それに刻んだ生姜をたっぷりと 少量の刻んだ唐辛子を混ぜたもの 唐辛子は好みで加減する。 別皿にボイルした骨付きのアヒル肉のぶつ切りとフライにしたにんにくを振りかけたもの。さらにボイルして固めたアヒルの血を切り分け、胡椒を振ったもの。これらも上記のタレにつけて食べる。臭みは全くない。