＜ホーチミン歴史博物館＞ （入場料　：Dong 10.000≒\100)

　統一会堂を背に、レズアン通り北東にまっすぐ行った突き当たりの動・植物公園の中にある。内部は大きく分けて２つに区分されている。１つは先史時代から1930年の共産党誕生までのベトナムの歴史。もう１つはオケオ文明、チャンパ王国を中心とした南部ベトナムの芸術品や文化遺産の展示。

　いずれにせよ難しいのでよくわからなかったが、１つ注意を引いたものは中庭に植わっていたジャックフルーツの見事な事。ホテルの朝食や街中の果物屋ではお目にかかっていたが、こんな実のなり方をしているとは．．．とても驚きである！

　ファングーラオ通りからデタム通りに入ったところにあるキャフェ。この通りには不思議と外国人が多く集まっていて、西洋風なキャフェや一日＄20ほどで借りられるRent House が多い。
　そんな中でもこのキャフェにはフランス人達が多く集まるのか、あるいは旅の情報交換場所なのか、フランス語がよく聞こえてくる。しばらく座ってコーヒーを飲んでいるとベトナムにいることを忘れ、南フランスのキャフェにいるような錯覚に陥る。決してこぎれいな場所ではないが、とても落ち着くキャフェだと思う。コーヒー１杯Dong 10,000≒ \100 。

＜露店にて＞

　KIM CAFEを出てしばらく街中を散策していると、路上で天秤棒を担いできて商売をしている14〜15歳くらいの少女に出くわした。しばらく様子を見ていると、蓋付きのバケツのようなものから白い柔らかそうなものをお玉で丁寧にすくい取り、お椀に入れている。おもしろそうなので１つ注文すると、これに黒砂糖（日本のものほど癖が強くなかった）のシロップをかけ、その中で煮た生姜の薄切りを１枚入れてくれる。この料理の名前を(ﾀｳﾌ)と呼んでいて、できたての温かい豆腐に黒蜜をかけたような味わいだった。

お椀１杯 Dong 1,000 ≒\10 である。