辻調グループ

コラム&レシピTOP
西洋料理
日本料理
中国料理
世界の料理
洋菓子
和菓子
パンとドリンク
日欧食べ物だより
こだわりレシピ検索
辻調グループ 最新情報はこちらから
Column&Recipe
コラム&レシピTOP
西洋料理
日本料理
中国料理
世界の料理
洋菓子
和菓子
パンとドリンク
日欧食べ物だより
こだわりレシピ検索
料理概要 レシピ

チョコレートのテンパリング

材料
クーヴェルテュール(スイート) 適量


材料

調理器具
ボウル(直径18〜21cm)


ゴムベラ


温度計(50℃計)


鍋(直径約18cm) 1(湯煎用)


材料

作り方

1. チョコレートを水気のないまな板の上で細かく刻む。
point
使用する器具はよく乾かしておき、チョコレートに水分が入らないように気をつける。
波刃の包丁などを使うと、分厚いチョコレートも刻みやすい。

テンパリングをする

2. 水気のないボールに刻んだチョコレートを入れ、湯煎にして、乾いたゴムベラで混ぜながら45℃に溶かす。
point
湯煎をする鍋とボウルの間に隙間があると、湯気がチョコレートに入るおそれがある。水分が入ると粘りが出たり、固まらなくなったり、固まっても白い筋が出たりするので、鍋は、チョコレートを入れるボウルと同じ直径か少し小さいくらいのものを使うこと。

3. 水が入らないように注意しながら冷水につけ、冷やす。
point
周りから固くなってくるので絶えずゴムベラで周りのチョコレートを取ること。

4. 27℃になったら冷やすのをやめる。
point
部分的に固まってしまうことのないように、30℃位になれば時々冷水からはずして均一に温度を落とすこと。

5. そのままでは作業しにくいので、再び湯煎にして30℃に温めて使用する。31℃以上にしないこと。
point
31℃以上になってしまったら、テンパリングをする以前の状態に戻ってしまうので、もう一度最初からテンパリングをやり直す。

6. 紙につけてテンパリングができているかどうか確かめる。
左側… 溶かしてそのまま放置したもの。白い筋が出ている。
中央… テンパリングしたもの。しっかりとツヤよく固まっている。
右側… テンパリングした後に、温度を上げすぎたもの。固まるまでに時間がかかり、また軽く触れるだけでもすぐ溶けてしまう。
テンパリングの温度

7. チョコレートのテンパリングするときの温度は、チョコレートに含まれるカカオバターの量によって違うので、使用するクーベルテュールの包装紙などに書いてある温度に従うこと。
point
一般的な温度の目安
スイートチョコレートは45℃まで上げ、27℃に下げ、30℃で使用する。
ミルクチョコレートは40℃まで上げ、26℃に下げ、29℃で使用する。
ホワイトチョコレートは40℃まで上げ、25℃に下げ、28℃で使用する。


料理概要 レシピ
このページのTOPへ
 
辻調グループ校 Copyright(C) 2003 TSUJI Group