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料理概要 レシピ

たけのこ土佐煮

材料
4人分
たけのこ 2本


ゆで汁


 
6リットル


  米ぬか
200g


  赤とうがらし(乾燥)
3本


煮汁


  だし汁
1.2リットル


 
450ml


  みりん
90ml


 
小さじ3


  薄口しょうゆ
90ml


  削りガツオ
30g


木の芽 適量


削りガツオ 適量


材料

調理器具
おとし蓋


出刃包丁


金串


材料

作り方
たけのこの下処理

1. たけのこは水で洗って表面の汚れを落とす。

2. たけのこの穂先を斜めに切り落とす。
point
写真のような角度で包丁を入れることで、切った面積が広くなり、火の通りが早くなります。

3. 写真のように斜めに切り落とす。

4. 皮に縦に深く切り込みを入れる。
point
切り込みを入れることで、後で皮がむきやすくなります。

5. 切り込みが入ったたけのこ。
point
たけのこは皮付きのままゆでます。皮の中に含まれている亜硫酸塩がたけのこの酸化を防ぎ、繊維を柔らかくするといわれています。
たけのこをゆでる

6. 鍋にゆで汁の材料を合わせる。たけのこを入れ、おとし蓋をして、火にかける。
point
ぬかに含まれる成分によって、たけのこのえぐみがやわらぎ、柔らかく、白くゆで上がるとされます。

7. 沸騰するまでは強火、沸騰後は液体が躍るくらいの火加減でゆでる。
point
赤とうがらし(たかの爪ともいいます)は、たけのこの渋みをやわらげるといわれます。

8. 根元に金串をさしてみて、柔らかくなったかどうかを確かめる。
point
金串がなければ、竹串でもかまいません。

9. たけのこが柔らかくなっていれば、そのままゆで汁につけて冷ます。
point
少量のたけのこやあくの強いたけのこをゆでる場合は、このようにゆで汁の中で冷まします。水につけて冷ますと、たけのこのうま味が、水の中に溶け出してしまいます。

10. たけのこをたくさんゆでる場合は、柔らかくなったらザルに上げ(おか上げ)、そのまま冷ます。
point
量が多いと冷めるまで時間がかかるので、ゆで汁の余熱でゆですぎになるのを防ぐために、ザルに上げて冷まします。水に落さず、ザルに上げて冷ますことを「おか上げ」といいます。

11. 冷めたら、切り込んだところから指を入れる。

12. 皮をむく。

13. 穂先の固い部分を切り落とす。

14. 穂先を切り落とした状態。

15. 根の固い部分(いぼ)は、包丁でむく。

16. 包丁の峰で表面全体をこそげ、きれいに形を整える。

17. 流水に約6時間さらし、残ったえぐみを抜く。

18. 縦半分に切り、根元は1.5cm厚さの半月切りにする。

19. 穂先は4等分に切る。
追いガツオを用意する

20. ガーゼの上に、削りガツオ30gをのせる。

21. 四隅を折って削りガツオを包む。
たけのこを煮る

22. 鍋に煮汁のだし汁と酒を入れる。

23. たけのこを入れておとし蓋をし、強火にかける。

24. 沸騰したら弱火にしてみりんを加える。
point
塩やしょうゆを先に入れると、甘味が入りにくくなるので、先にみりんを加えます。

25. ガーゼに包んだ削りガツオを加える。

26. 煮汁の状態。このような状態で約10分煮る。
point
煮汁がゆるやかにコトコトと躍るくらいの火加減です。

27. 塩、薄口しょうゆを加え、2〜3分煮て、火からはずす。そのまま冷まし、味を含ませる。
point
煮物は煮汁が冷めていく時にこそ、材料に味がしみこみます。一度煮て冷まし、盛り付ける直前に温め直すとよいでしょう。
削りガツオをくだく

28. 削りガツオは手でくだく。
point
手でうまくくだけない場合は、100℃のオーブンに約20分入れて乾かすか、鍋に入れて弱火にかけ、箸で混ぜながら軽く水分を飛ばすと、簡単に手でくだけます。香りが飛ばないように密閉できる容器に入れると、冷蔵庫で約1週間保存できます。
仕上げる

29. 温めたたけのこに削りガツオを振る。

30. 器に盛り、だし汁を張り、木の芽を添える。

料理概要 レシピ
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