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								このコラムは「家庭でできる美味しいパン作り」をテーマに、簡単に手に入る道具や材料を使ったパン作りを紹介します。パン作りの面白さに引かれた三人の会話の中で、作り方のポイントや秘訣を伝授。タイトルの「ベンチタイム」はパン作りに大切な生地を休める時間のこと。気楽に作れるパンをイメージしてつけました。 | 
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松田(以下M): 
今回、紹介するパンはハニーブレッドです。砂糖を使わず蜂蜜を贅沢に配合しました。蜂蜜にする利点は、風味はもちろん発酵への効果が砂糖よりも早く、吸湿性に優れていることで、そのため「しっとり、ふっくら」したパンに焼きあがります。
  
福知(以下F): 
私はあの蜂蜜の香りが大好きです。蜂蜜っていろいろな種類がありすよね??アカシヤとかラベンダーとか・・・種類を変えて作っても面白そうですね。
  
M : 
砂糖から蜂蜜に代えただけで、パンの個性を大きく変える力を持った素材ですね。
  
古村(以下K) : 
そうね。そう言えばこの前デパ地下で、たくさんの種類が置いてある試食もできる蜂蜜屋さんを見ましたよ。花の種類だけあると言ってもいいですよね。それぞれに味や色、香りが違うので悩んでしまいそう。そば粉の花からできる蜂蜜は、色が黒く鉄分やミネラル分も多いので身体には良さそうですね。
  
F : 
蜂蜜の種類を変えるだけで健康面にもアピールできる素敵な甘味料なんですね!
  
M : 
実は蜂蜜は最古の甘味料と言われ、約1万年前の壁画に蜂の巣から蜜を取る女性の姿が描かれていることから古代から珍重されていたことがわかります。
  
F : 
最古の甘味料!!壁画にもなっちゃっているなんてびっくりです。蜂蜜はパンに入れるとパンが柔らかくなりますよね!蜂蜜の香りとあの柔らかさが大好きなんですよ!
  
K : 
そうしたら、もっとたくさん蜂蜜を配合した方がおいしくなるんじゃない?
  
M : 
蜂蜜を多く使いすぎると、イーストの活動が低下して発酵力が弱くなったり、グルテンの結合を阻害して生地の伸びが悪くなったりして焼き上がりの製品に影響します。粉に対して20%前後で使用することをお勧めします。その上で、生地はしっかり混ぜて充分こねます。良く伸びる薄いきれいな膜ができるまでこねるようにして下さい。
  
F : 
そうか!蜂蜜の量は気をつけないとでき上がりに影響するんですね。
  
M : 
それと、糖分が多い生地なのでオーブンに入れた後に油断すると焦げてしまいます。温度と焼き色に気をつけて焦がさないように焼いて下さいね!
  
K・F : 
ハイ!
  
M : 
材料は揃っています。早速、生地をこねるところから始めましょうか。
  
K・F : 
よろしくお願いしま~す!!
  
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