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｢半歩プロ｣をテーマに家庭でできる西洋料理を紹介するこのコラム。まずは個性豊かな担当シェフの声をどうぞ。｢フレンチって難しくないよね｣｢語るで〜！｣｢対談がしたい！｣｢研修先のレストランではなー｣。えー、お話し中すみません、それは｢家庭でできる｣料理なんですよね？みなさーん、聞いてますかー？だからテーマがあるんだってばっ！守って下さいよ〜っ！ |
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松井剛志（以下松）:なあなあ、最近ちょっと体が重いねんけど・・・。
青木彩（以下青）:えー。誰かにとりつかれているんちゃう？(笑)みつことか・・。
松:あっっ。絶対そうや。
三林千鶴、通称みつこ（以下三）:なんやって・・。
松・青:・・・でたー！！
三:ほんま失礼やわー。松君が体重いのは、食べすぎと運動不足からでしょ！！
青:そうそう、二人とも一日20分は運動せんとあかんよ。一緒に走る？
三:・・・。青さんみたいに体力ないわ。
松:俺は運動してもその分食べてしまうからなあ。
三:そうだよねぇ、食べ物から改善できたらねぇ？
青:それいいなぁ。でも、最近、体に良いとか、ダイエットにいいっていわれてるもの多くて、結局どれがいいのかよくわからないんだよねー。（ココアとか大豆とか・・）
松:うん！！ ほんとそれは思う。
三:あっ！！ そういえばこの前、アボカドがいいってテレビでやってたよ。
青:へぇー。でも、アボカドって｢森のバター｣って言われてるくらいだから、脂肪分が多いんじゃないの？
三:それが、脂質は多いんだけど、人体で作り出せない脂肪分らしいよ。
青:へぇー。どういうことなん？
三:アボカドの脂肪分には、コレステロール値を下げる働きを持つ脂肪が多いんだって。
松:脂肪って体に悪いだけじゃなかったんや。
三:それだけでなく、豊富なビタミンEは体がさびるのも防いでくれるし、
食物繊維で便秘も解消されるんだって。
青:すごーい。まさに体もお肌も若返るってかんじだね。
松:みつこ姉さんにぴったりやな！
三:えっ！！どういう意味・・・（怒）
松:うわっっ。とりつかれるー！！！！！（汗）
青:でも、アボカドってスーパーでよく売ってるけど、どれがいいのか、悪いのかよくわからないし、食べ方だってあまりよくわからないんやけど。
松:そうやなぁ。俺もあんまり家では食べへんわぁ。二人はどうやって食べることが多い？
青:私はつぶしてわさび醤油で和えて食べる。みつこは？
三:私はサラダ。フランスでは甲殻類とマヨネーズで和えるのが一般的だよ。
松:へぇ〜、そうなんや。もしかすると、地域でいろいろな食べ方がありそやな。ちょっと調べてみぃへん？
メキシコでは |
日本では |
東南アジアでは |
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トマト、玉ねぎなどと和えて
ワカモレに |
わさび醤油でいただきます |
砂糖をまぶしてお菓子として
食べるのが一般的 |
松:このほかにもアメリカ西海岸のカリフォルニアロール、インドネシアのアボカドジュースなんかもあるんだって。
青:へぇー。地域で違うものだね。
三:そうだね。しかも世界各地、色々なところで食べられているんだね。
松:ちなみに、原産地は中央アメリカ。なんと15世紀頃のアステカ王国（今のメキシコの地で栄えていた王国）では栽培されていたんだって。
青:歴史ある食べ物だね。
三:王様もアボカドで元気ってかんじ（笑）
青:でもアボカドって、ベストなものを見分けるの難しいよね。売っているのは結構未熟なものがおおいよね。
三:1個目開けても、次開けても、中が黒かったりしたら料理する気もしょげちゃう。（笑）
松:そんなところで、見分け方の紹介します。
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未熟なもの（さわると固い） |
ベスト（さわると弾力がある） |
熟しすぎ（さわると柔らかい） |
松:この色を基準にして、あとは柔らかさを確かめれば、ベストなアボカドを見つけれるはず。
青:これでおいしいアボカドを手に入れられるわ。よしっ！次買うときはすべて押してから決めよう！！
松・三:こらこら、それはあかんやろ！（笑）
松:こんな話をしてたらアボカドが食べたくなってきた。なんか作らへん？
青:じゃあ、今日はみつこの言ってたフランスな感じで。
三:ちょっとおしゃれに、アボカドとエビのカクテルサラダといきますか。
青・松:いいねぇ。
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料理を食べ終えて・・・
松:美味しかったなぁ。あと、盛りつけも楽しかった。
三:そうそう、家に人を呼んだときに作ってもいいねぇ。女性に受けそうだよね、松くん。（笑）
松:じゃあ、みつこ姉さんの為に作るわ。
三:・・何の魂胆が含まれてるの・・。
青:まぁまぁ（笑）。美味しくて体にいいなんて言うことなし！
しばらく三食アボカドということで仲良くしようよ。
松・三:・・・・それは仲良くできないわ。（笑）
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