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連載コラム 菓子まし娘のお菓子講座
「作るのが好き、たべるのは大好き、そしておしゃべりも大好き」という三人娘が、楽しくおしゃべりしながら、お菓子作りの秘訣を伝授。さても女三人寄ればかしましい?いえいえ、「菓子まし娘」はどんどんお菓子が増えていくという意味もこめて「菓子・増し」なのです!基礎からはじめて、作り方をくわしく解説していますから、お菓子作りがはじめてという人でも安心してチャレンジしてください。
菓子まし娘のタルト・オ・ピニョンよもやま話
松の実のタルト

タルト・オ・ピニョン
作り方の方程式 シュー生地+クレーム・ムスリンヌ(カスタードクリーム+バター)+カシスジャム=タルト・オ・ピニョン
治代(以下H): 「ピニョン」ってなーんだ!?「pignon de pin(ピニョン・ド・パン)」とも言って、「松の実」のことなのです。なんだかかわいい名前だよね。

知恵美(以下C): ほんとだぁー。かわいい名前っ。最近はやってますか?お茶とか出てますよね。松の実って栄養豊富なんですよね。ビタミンB、B、鉄、カリウム・・・・など体にいいものいっぱい。いっぱい食べちゃおっかな。


亨子(以下K): そう毎日20粒くらいどうぞって本に載ってたよ!!コレステロールや血圧の上昇をおさえるらしい・・・・松の実は中国菓子のイメージがあるけど、このお菓子も実においしい1品だね。ナッツ好きの私にはたまらない。

直子(以下N): 北フランスではめったに見かけない、南部のプロヴァンスや南西部のラングドック、ミディ・ピレネー地方なんかで見かけるものだね。中のアパレイユ(クリーム)は色んなタイプがあるけど・・・・。

H: 今回は、とろーんと口当たりのいい、クレーム・ブリュレ。さくっとしたパート・シュクレと、カリカリ香ばしい松の実との相性がバツグンです。それにしてもみんな、「健康」について詳しいね!!あっ、でも松の実はカロリーが高いんだよね(ちなみに10gで69kcal)。おいしいからって食べ過ぎに注意!!

C: 分かりました。で、松の実がちゃんとぱらぱらしているのには何かコツがあるんですか?前にピスタチオでやったら全部合体してしまったのですが・・・・まぁ、それも全部食べちゃったんだけど。タルトの上に合体した松の実は格好悪いですよネェ〜。

K: やっぱり火加減なんかは特に注意しないといけないと思うし、混ぜ方も大事よね簡単にするならシロップの中で松の実を軽く煮てからシロップを切って、オーブンで混ぜながら乾かすと言うやり方もあるけど、作ったまっちゃんはどうだった?

H: 今回は、煮詰めたシロップの中で、火を消してから気長にカラカラ、カラカラ混ぜて、松の実の周りに絡みついたシロップを糖化(砂糖が再結晶すること)させ、松の実一粒ずつの周りに砂糖の膜を作り、それをさらに火にかけて、砂糖をゆっくり溶かしてキャラメルにしました。

N: 結構ごつごつした砂糖の結晶が松の実の周りにつくので、強火だと鍋に触れてる一部だけキャラメルになったり松の実がこげたりするから、弱火で徐々にやった方がいいよね。


H: そうだね。火加減は大切。シロップを煮詰めるときも、松の実に絡めて絡まった砂糖をキャラメルにするときは強火は禁物!!弱火から中火の間で調節しながら、じっくり火を通していきましょう!!それと、お鍋は出来るだけ分厚いタイプのものを。無ければフライパンでも大丈夫だけど、フライパンは面積が広いので、少ない量だと焦げやすいので注意してください!!あっ、もちろんやけどにもね!


このコラムのレシピ

コラム担当

レシピ タルト・オ・ピニョン

菓子まし娘
人物 松谷 治代
人物 古村 亨子
人物 小林 直子
人物 瀬戸山 知恵美
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