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								和・洋・中と並び、世界には美味しい料理が数多くありますよね。「食べたことはあるけど作り方を知らない」とか、「作ったこともあるけど何か物足りない」ってことないですか?ちょっとしたスパイスを加えることで、料理の味付けはガラリと変わります。スパイシーな料理からちょっと珍しいデザートまで紹介しましょう。 | 
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   日本にバナナが最初に入って来たのは台湾からで、明治中期の頃です。その後、大正時代に入り、あの懐かしい響きでもある「バナナのたたき売り」が北九州の門司港を中心に始まり、全国に広まったとの事です。当時、船で輸送中に熟してしまったバナナをいち早く現金化する手段として露天商などが通りで人を集めて売りさばいたのがきっかけらしいです。ただ、この時代はかなりの高級品として扱われていて、まだまだ庶民の口にはなかなか入らず、特別な時の食べ物だったようです。 
   時代が昭和に移り、戦後しばらくはまだ貴重な果物として扱われていましたが、昭和38年4月バナナの輸入自由化が実施され、ようやく一般庶民にも手の届く物となりました。その後、昭和45年バナナの輸入量は台湾産から南米のエクアドル産のものが1位になり、昭和48年にはフィリピン産のものがトップになり現在にいたっています。
  
   
バナナの生産地は熱帯、亜熱帯地域に分布し、赤道をはさんで南北にそれぞれ緯度約30度の間、バナナベルトと呼ばれる地域で栽培されています。現在、日本で食べられているバナナは約8割がフィリピン産で、他にエクアドルや台湾、ペルー、メキシコ、タイからも輸入されています。
  
   バナナは栄養的にも優れ、エネルギーとなるブドウ糖、果糖、ショ糖、でんぷんなどたくさんの糖質が含まれているため肉体労働やスポーツの前の補助食品として、またポリフェノールやカリウム、マグネシウム、食物繊維などを多く含み、免疫力を高める効果(皮が黄色く色づいた後、斑点ができた頃が一番効果がある)が強いため、生活習慣病の予防やガンの予防に効果があるとの事です。
  
   世界中で栽培されているバナナは大きく2つの種類に分かれ、生食用(Table Banana)と料理用(Plantain)があり、300種類以上あると言われています。ここでは日本で手に入る生食用の3種類のバナナについて、簡単な説明を加えておきましょう。尚、バナナの写真は2001年の冬バンコク市内にある「パーク・クローン市場」にて撮影したものです。
  
  
    
(1)ジャイアント・キャヴェンディッシュ(Giant-Cavendish) 
日本のスーパーや果物屋で売られている最もポピュラーなバナナ。 | 
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(2)セニョリータ(Senorita) 
一般にモンキーバナナと呼ばれている小型のもので、皮が薄く、甘いのが特長。 | 
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(3)ラツンダン(Latundan) 
モンキーバナナよりは大きいが、やや太短いバナナ。皮が薄くて、とても甘味が強く、やや酸味もある。 | 
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   そのまま食べて美味しい生食用のバナナですが、今回はココナッツ風味の衣をつけた天ぷらを作ってみましょう。香ばしくこんがりと揚げてカリッとした衣とアツアツになって甘味の増したバナナの組み合わせを楽しんでください。さらにアイスクリームを添えて、一緒に口の中に運べば、気分はとってもパラダイス。素敵なタイランド直行便です。
  
  
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