その4
 
<撮影は大阪、舞台は東京>
このドラマの舞台は東京・下北沢(しもきたざわ)。
若い人にはなじみのある、「若者の町」の一つです。
ところが実はこのドラマは、撮影を大阪でやっていました。

担当Sは東京の人間なので、ドラマの収録の時は
東京から大阪のスタジオにある
「下北沢にある『摩耶』」へ行くという状況でした(^.^)

スタッフの方たちは事前に実際の下北沢に行って、
街の雰囲気などをかなり調査して、商店街の雰囲気をスタジオに再現されていました。

ところが、今週は割とロケシーンが多く、少しだけ気になるところを発見。
登場人物が店を飛び出して町に人を探しに出たところは
かなり幅の広いアーケードのある商店街になっていましたが
実際の下北沢は道幅が狭すぎて、アーケードが作れないどころか、
駅前にバスも入れない細い道路しかない町なのです。
(だからこそ、ぶらぶら歩く町として親しまれているのですが・・)

そして、一番「あれ?」と思ったのが、
奈々さんと市吾が向こうにコンビナートのような工場の煙突が
たくさん見える海辺(河岸?)で話をしていたところ。

実は下北沢には回りに大きな川や、ましてや「ちょっと話を」と誘って、
歩いていける範囲に海はありません。
一番近い川(多摩川)まで行こうと思ったら、車で30分くらいはかかってしまいます。
もちろん、舞台は一種の架空の場所ですし
舞台のとおりになっている、というのは、
撮影場所と離れているだけに無理があり、
実際と違ってしまうのは仕方ないことなのですが(笑)

でもやっぱり「下北沢には海はないなあ」と思ってしまった担当Sでした
 

その5


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