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【シンプルだから難しい焼き菓子★】

焼き菓子というと何を思い浮かべますか?
クッキーやパウンドケーキなど、お母さんが作るおやつを
思い浮かべる方も多いかもしれませんね。

焼き菓子というのは、様々なお菓子を包括していますが
共通するのは『シンプルさ』。

生菓子よりも工程も素材もとてもシンプルです。
見た目は素朴なものが多く簡単に見えますが、
口に入れたときの食感や味など、
材料の扱い方、合わせ方一つで大きく変わってしまいます

例えばマドレーヌ。
配合や焼き方で随分と印象が違ってきます。

材料の一つである蜂蜜は、風味や色など本当に様々なものがあり
風味に個性を出すができます。
溶かしバターのかわりに、焦がしバターを使えば
香りが入って香ばしさも増し、焼き色も変わります。
ベーキングパウダーを増やせばふわふわの食感になりますが、
フランスの伝統的なものはしっかりしまっていて噛み応えがある感じです。




生地の作り方はいたって簡単。
でも型の準備をきちんとしておかないと焼きあがったマドレーヌがうまく外れません。
バターをしっかり塗って、一度冷やしてから粉を薄く振るのがポイント
バターが柔らかいまま粉をうつと粉の層が厚くなってしまうし、
逆に粉が足りないときれいに生地がはがれません。

焼き上がりすぐよりも、1日置いた方が、しっとりとしておいしいので
焼成後冷めたら乾燥しないように密閉容器に入れておくことも大切です。

フレーバーなどで変化をつけてオリジナリティを出すのもOK!
ココアを加えてマドレーヌ・オ・ショコラにすれば、バレンタインの友チョコにもいいかも!

「なんだか地味・・・。簡単そうで特別感がない。」と思われがちな焼き菓子は、
このように高いポテンシャルを秘めています!
でも、オリジナリティを出すにはやっぱりまずは基本を押さえること!
通信・製菓技術講座ならフランス菓子を基本から応用へと段階を追って学ぶことができます。

「お菓子を作るのが好き」という方にこそ、
是非焼き菓子の魅力や奥深さを感じて欲しいと思います。


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