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辻製菓専門学校

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2024年4月より辻製菓専門学校は辻調理師専門学校と
統合しました。

9月8日 本日、若返りに向けての準備日です!

和菓子
製菓技術マネジメント学科
製菓衛生師本科

2023.09.08

明日は年に一度の若返りのチャンスDAYという事をご存じですか?
9月9日は『重陽(ちょうよう)の節供(せっく)』、別名『菊の節供』とも言われています。
中国では古くから菊は薬とされており、ある谷の住人に100歳を超える長寿の人が多いのは、
菊の花がたくさん咲いている場所の水を飲むからだと考えられ、
菊の花が不老長寿(ふろうちょうじゅ)と結びつけられたとも。
その事から、重陽の節供の前日に、菊の花に真綿をかぶせておき、
翌日の朝に含まれた露を飲んだり、肌につけたりすると、
ぴかぴか(新しい)老いが防げる!ぴかぴか(新しい)と言われているんですよ。
なんだかすごい話ですが、これが【着綿(きせわた)】という風習です。(※着せ綿・被綿とも書きます)
(このブログを書きながら、老後は菊の花をたくさん庭に植えようと心に誓った加納ですw)

和菓子屋さんには、この時期菊のお菓子がディスプレイに並ぶことが多いですので、
是非和菓子屋さんに行ってみてください! 

少しだけ菊のお菓子を紹介しますね。

【着綿】


この模様は、三角の棒を使って均等に、はなびらの筋を入れていきます。

【はさみ菊】


これは私が作成しましたが、学生も日々練習しております。(和菓子クラス学生の練習風景)



みんな真剣に取り組んでいますね。

私から、はさみ菊を上手に作成するアドバイスを少しだけ書きますね。
『細かい作業ですが、イライラしたら負けですよ。
ポイントは、はさみを入れる角度と、製品の角度は変えない事!
そしてやはり練習!練習は裏切らないです。』

さて、このブログを9月8日に気づいた方は、若返りのチャンスです!
菊の花を探してみてくださいね。

~プロフィール~
辻製菓専門学校 和菓子担当
加納みどり

和菓子の世界に飛び込んで四半世紀。
前職は国家公務員という変わった経歴の持ち主です。
18歳からず~っとバイクに乗っていましたが、
腰痛の悪化によりついに愛車のハーレーを手放しました。
ただいま趣味を探して彷徨い中のアラフィフ女子(笑)です。

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2024年4月、辻製菓専門学校は辻調理師専門学校として生まれ変わります。
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