今回は、製菓技術マネジメント学科の２年、
製菓総合クラスの実習の授業です。
今回の授業の内容は...
バターロールと菓子パン(中種法)の生地を使って
『創作メロンパン』を作製します。

『創作メロンパン』とは？
学生たち自身が理想とするメロンパンを自分たちで考えて作製します。

まずは、パン生地作りです。
今回のパン生地は中種を使った菓子パンです。
まずは、小麦粉、砂糖、イースト、水で中種を作ります。

こね上がった中種を90分発酵させると写真のようになります。

この発酵した中種に残りの材料を加え、もう１度ミキシングをします。

ミキシングの途中で生地の状態を確認し、
生地が良い状態になれば、こねあげます。

パン生地を発酵させている間に、上に被せるメロン生地の準備です。
前回の実習で作製したメロン生地を分割していきます。

発酵を終えたパン生地も分割し、
いよいよメロンパンを作製していきます。

自分たちで考えた配合のメロン生地。
柔らかかったり、硬かったり、思うように作業が進まなかったり...
その都度、先生にアドバイスをしてもらいながら、形にしていきます。

最終発酵を終えた焼く前のメロンパンの上にトッピングをしています。

美味しそうなメロンパンが焼き上がってきました。

焼き上がった製品を並べて、良かった点、改善点などを話し合っていきます。

そして、各班で作製した製品を試食します。

次に、各班のプレゼンテーションを聞き、製品の評価をしていきます。

自分たちで一から考えた創作メロンパン。
ワクワクしながら考えた学生も、
何をどう考えて良いか分からなかった学生もいると思います。
この"考える"という時間を大切にしてほしいです。
時間が経つのは早いもので、２年生になって半年が経とうとしています。
学生の間に、たくさん"考えて"、色々な経験をしてほしいと思います。

～プロフィール～
辻製菓専門学校
製パン担当　桒村　綾
大阪府出身　パンが大好き
休日は家族でパンの食べ歩き！
最近は美味しい食パンを探し求めてます。

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