OSAKA

辻製菓専門学校

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2024年4月より辻製菓専門学校は辻調理師専門学校と
統合しました。

パティシエクラス、何作ってるのかな?

洋菓子
製菓技術マネジメント学科

2023.06.29

辻製菓専門学校の製菓技術マネジメント学科2年生には
パティシエクラスという洋菓子の授業に特化したクラスがあります。
今年のパティシエクラスの学生たちが進級してから、3か月近くが過ぎようとしていますが、
実習でどのようなお菓子を作成しているのでしょうか。

学生たちは、3テーブルに分かれて実習しています。
現在行っている実習では、3テーブルとも違う製品を作っています。
こちらのテーブルではアナナスザーネトルテを作成しています。


アナナスザーネトルテはドイツ菓子のひとつです。実際は直径24㎝もあるお菓子ですが、実習では15㎝にアレンジして作成しています。
ドイツ語でアナナスとはパイナップル、ザーネは生クリーム、トルテは円形のお菓子を意味します。
パイナップル味の生地とクリームを何層も重ねて作り上げていきます。

次のテーブルではサンマルクを作成しています。
サンマルクの詳しい説明はこちらのブログをご確認ください。
https://www.tsuji.ac.jp/college/seika/blog/cat962/saint-marc.html

学生たちは初めてあわせるクリームに緊張しています。
先生の説明を聞いて慎重にあわせていきます。


こちらが完成品

おいしそうにキャラメリゼできていますね。

そして最後のテーブルは、タルトレット・ショコラ・ヴァニーユです。
これは、チョコレートのタルトの上にバヴァロワを乗せて仕上げるお菓子なのですが、、、
なんだか組み立てているのを見るとすごく難そうなお菓子のようですね。


しかし、これは1年生の時に習った基本の技術で作ることのできるお菓子なのです。
1年生の時にタルトの生地の作り方、伸ばし方、フォンサージュ(型に生地を敷きこむこと)、
焼成方法をしっかりと勉強しているので、2年生の学生たちは自主的に作業を進めています。

このように、3テーブルで別の製品を作成したら、交換して持ち帰ります。
作ったメンバーとは違う人に食べてもらうことを意識して実習を進めることによって
食べる側の事を考えることができるようになることを目標にしています。

これからも実習は続きます、どんな製品を学べるのか、学生たちは楽しみにしていることでしょう。

~プロフィール~
辻調理専門学校 洋菓子担当
上元 望

おいしいものを食べることが楽しみ♡
食いしん坊の我が子たちとついつい食べ過ぎ。。
運動も子どもたちと一緒にしないとなあ、と日々思っています。

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2024年4月、辻製菓専門学校は辻調理師専門学校として生まれ変わります。
2024年4月の製菓学科をご希望の方は、
辻調理師専門学校ページよりご確認ください。
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