OSAKA

辻製菓専門学校

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2024年4月より辻製菓専門学校は辻調理師専門学校と
統合しました。

相互チェックをしましょう!

製菓技術マネジメント学科

2023.07.22

辻製菓専門学校では2年生の実習授業は午前と午後の1日を通して行います。
そのため、パンの授業は生地の仕込みから焼き上げまでを通しで確認することができます。
また、1日に作製する製品の種類も、1年生の時よりも多くなります。
今日のブーランジェクラスは、バゲット(フランスパン)、スイートロール、ブッタークーヘン、
焼きカレーパン、ソーセージロールの5品を作製しました。


今回のブーランジェクラスの授業では、一部の作業で相互チェックが行われます。
相互チェックとは、学生同士でペアを組み、相手がしっかりと理解できているかを互いにチェックすることです。
チェックをした人は必要に応じてアドバイスをします。
そうすることで、作業に対する注意点やポイントに気づき、理解が深まります。
これが、今回のチェックシートです。


今回は、スイートロールの成形作業をチェックします。
そのために、事前に作業のポイントや注意点を、デモンストレーションを交えながら先生が説明します。



先生のデモンストレーションで、作業のポイント等を確認したら、次は自分たちの番です。


手早く伸ばせているか?大きさはどうか?厚みは均一か?など、
チェックシートに基づいて確認していきます。


同じ大きさになるようにカットしていきます。


カットしたものは、形を整えケースに入れ、オーブンプレートに並べていきます。


上手くカットできたようですね。


成形したものは、最終発酵を行います。
上の写真と比べて生地が膨らんでいるのが分かりますか? 


表面に溶き卵を塗り焼きます。溶き卵は柔らかい刷毛を使って、優しく丁寧に塗っていきます。


適温のオーブンに入れて10分程度焼きます。
焼け具合は、表面の焼き色を見て判断します。


美味しそうに、焼き上がってきました。


この後、パンが冷めたら、表面に粉砂糖をふって仕上げます。


出来上がった製品は、袋に入れます。
今回は、今日の授業で作製したブッタークーヘンというドイツの発酵菓子と一緒に箱詰めをしました。



今日はこれ以外にも、総菜パンやバゲット(フランスパン)も作製しました。



上手くできなくても大丈夫。先生がしっかりと指導してくれます。



総菜パンは、昼食として試食します。


バゲット(フランスパン)もこの通り。美味しそうですね。


先生も本日の出来には満足そうでした。


2年生の実習では、出来るだけ自分たちで作業を進めていきますが、
先生がいつでもそばにいて、技術的なことも細かく指導をしてくれます。
こうして、少しずつ自分たちでできる出来ることが増えていきます。

美味しいパンが作れるように頑張ってくださいね。

~プロフィール~
辻製菓専門学校 製パン担当
伊藤快幸

最近は、時間があれば近所の神社に参拝にでかけ気持ちをリフレッシュしています。
凛とした雰囲気に心が落ち着きます。

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2024年4月、辻製菓専門学校は辻調理師専門学校として生まれ変わります。
2024年4月の製菓学科をご希望の方は、
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