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辻調グループ フランス校

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調理外来講習 M. Didier GOIFFON(ディディエ・ゴワフォン)氏/La Marelle (ラ・マレル)

フランス校教壇から

2015.11.25

今回調理外来講習でお越しいただいたのは、
リヨンから北北東へ80kmほど離れた、Bourg-en-Bresse(ブル・カン・ブレス)という町にある一つ星レストラン「La Marelle(ラ・マレル)」のオーナーシェフ、Didier GOIFFON (ディディエ・ゴワフォン)氏 です。

 

GOIFFONシェフには毎期のように講習に来て頂いていますが、決められたメニューやレシピはなく、ご自身の決められたテーマに沿って講習をしていただいています。今回は「週末に義理のお母さんが作ってくれる料理」をテーマに3品講習をして頂きました。

※メニュー名は無い為、主材料名と料理内容の説明をそえさせて頂きます。

 
1品目Pintade(ほろほろ鶏 モモ肉)
ほろほろ鶏は皮目からじっくりと焼いた後、しっとりとオーブンで火を通しています。3種類の人参と玉ねぎは紙包みにしてオーブンで火を通し、しっとりと仕上がっています。周りに散りばめられた自家製のチェリーは梅酒の様な甘酸っぱさがあり、ソースにも液体を少量加え、爽やかなソースとなっています。


2品目Pintade(ほろほろ鶏 胸肉)
1品目同様にほろほろ鶏の胸肉はしっとりと火が通されています。付け合せには棒状に切り、フライパンで蒸し焼きにしたサルシフィ(西洋牛蒡)を添えます。皿の隅に火を通した際に香りを移す目的で加えられた香辛料、カルダモンノワール(黒ショウズク)を飾っています。


3品目じゃがいも
湯でて潰したじゃがいもに、小麦粉と卵を混ぜ合わせてクレープ生地の様なものを作ります。片面を焼いた後セップ茸をのせ、裏返してさらに焼きます。周りにはマーシュというサラダ用の葉を置き、角切りにしたかぼちゃのピクルス、燻製の香りをつけたポロねぎを添えます。


シェフを囲んで助手を務めた高山 南美さん(左)と藤元 裕希君。