FRANCE

辻調グループ フランス校

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辻 奈津美さん:2023年秋コース調理

在校生レポート

2023.11.23

「若いうちに現地で全てを吸収する!」

フランス校進学を希望した理由は、フランス現地の方とコミュニケーションを取ったり、フランスの文化や歴史を知ることで将来にプラスになると思ったからです。なぜならフランス現地で学ぶ経験は、若い今だからこそ全てを吸収して次につなげることができると思うからです。
実際にフランスに滞在してみるとはじめはフランス語の壁を感じました。レストランでの会話やタクシーの予約、買い物をする時など一つ一つの行動が、言葉ができないとなかなか難しいと思いました。しかし、拙いフランス語を汲み取ろうとしてくれるフランス人が多く、中には教えてくれる人もいて温かい人が多い国だなと感動しました。

シミュレーション実習はレストランの現場と同じように実習します

賄いの担当は量が多くて大変です!

「現場で必ず活かされる授業内容」

フランス校の実習を通して段取りが重要だと感じました。仕込みでは30人前を2人+先生1人で作っていきます。そのうえで一つ一つの調理工程を理解して素早く調理をしなければなりません。でもその経験は実際に現場に入った時に必ず活かされると思います。なので、今は大変ですがフランス校での経験を意義のあるものにしたいです。
フランス校はフランスの食材を使いフランスに住んでフランス料理をとことん追求できる環境が整っていると思います。その環境で学ぶ経験は、料理人としての知識や感性が身に付き成長できると感じています。

お客様に最高の状態で出せるように常に気を配ります!

シェフのナレ先生とのコミュニケーションも大事!

「フランス文化も堪能しています」

休みの日はリヨンの街並みを見に行ったり、友達とノートルダム大聖堂に行きました。リヨンを歩くとマルシェがあり、日本で見たことのない野菜や数多くの種類のトマト等も知ることができとても楽しかったです。また、ノートルダム大聖堂は外観だけでなく内装も素晴らしく時間を忘れてずっと見ていられる素敵な場所でした。

マルシェでいろいろな野菜を見学

リヨンが一望できるフルヴィエールの丘から

友達と出かける時間は気分転換になりますね

「学校食べ歩きで「レジス・エ・ジャック・マルコン」へ」

食べ歩きは学校企画で行われたミシュランガイド三ツ星レストラン「レジス・エ・ジャック・マルコン」に行きました。全部の料理にキノコを使っており、その中でもセップのグリエがとてもおいしく、肉厚でうまみが閉じ込められていてメイン料理を食べているような満足感がありました。

「レジス・エ・ジャック・マルコン」にてジャックシェフと一緒に

「研修は失敗も経験にできると思う」

研修は希望しています。研修では今学校で学んでいることだけでなく、フランス語がとても重要になってくると思います。なので、失敗も経験だと思い、自分から拙いフランス語でも少しずつ話す努力をしたいです。

「フランス校に入学を考えている皆さんへ」

フランス校では料理屋お菓子に対して朝から晩まで勉強できる環境が整っています。その中で学ぶ経験は確実に将来に活かせると思います。大変ですがこの経験をすることで料理屋お菓子をとことん追求でき、フランス校での経験を活かしてより良いものを作れる人になれると思います。なので、フランス校への入学を考えている人は、ぜひ現地での経験をして、より良いキュイジニエ、パティシエになってほしいです。

今期調理女子学生全員と外来講師と一緒に記念撮影

辻 奈津美 (TSUJI Natsumi)

愛知県立 大府高等学校 卒業

辻調グループ校出身校 エコール辻大阪 辻フランスイタリア料理マスターカレッジ